「秋田美人」とか「博多美人」なんて言葉がありますよね。
〈秋田の人は日に焼けないから色白で美人〉というのが由来みたいですが、さて、実際はどうなんでしょう?
その実際のところを検証してくれたのがポーラが主催する「美肌県グランプリ」です。
個肌対応ブランド「ポーラ アペックス」の、スキンチェックを受けた人たちの肌データを集計し、「角層細胞が整っている」「シワができにくい」「シミができにくい」「ニキビができにくい」「肌がうるおっている」「キメが整っている」の、6つのポイントから合計点を偏差値化して総合結果順位を決定。3回目の今年は全国47都道府県59万人以上の肌を対象にしています。
これがスキンチェック。肌性や肌質だけでなく、肌内部にあるコラーゲンの状態や潜在シミなども分析してくれます。
そして栄えある、美肌ナンバーワンに輝いた県は……
じゃじゃ〜ん!
島根県です!
ナント、3年連続だそう。
次いで2位が高知県、3位が愛媛県という結果。「秋田美人」は7位、「博多(福岡)美人」は圏外でした。ちなみにふみっちーの産地「千葉県」は30位……。が〜ん。
島根県の女性に美肌が多いのは、肌のうるおい度に関係する「水蒸気密度が高い」こと、紫外線に関係する「日照時間が短い」ことにあると、ポーラ アペックスのプロダクトマネージャー浦上真実さん。
ところが、島根県に隣接し、同じように「水蒸気密度が高い」「日照時間が短い」はずなのに、「富山県4位、石川県5位」と「福井県31位」と、同じ北陸地域でランキングに差がついていることに、ポーラは着目。
この謎の理由は……日本気象協会との共同研究で
「肌荒風(はだあらしかぜ)」
の影響だったことがわかったんですって。
冬から春に吹く、狭い平野を通り抜ける強風「突風型の肌荒風」
秋から冬に吹く、高い山脈を超えてくる北風「乾燥型の肌荒風」
いかがですか? あなたが住んでいるのは、「肌荒風」が吹くところですか?
「肌荒風」は“肌のうるおい”や“シワ”と密接な関係があるそうで、再現実験として肌に風をあてたところ、肌の温度が4度も下がるという結果に。これが、血行不良やくすみ、ハリのなさも引き起こすというのです。
確かに、風が強い日に外を歩くと肌パリッパリになったりしますよね。こういう風が日常的に多いというのは、肌にダメージが大きいかもしれません。そこでポーラでは、気象環境に合わせた「お手入れ」「対策」を指南。
●ストールなどを活用して直接風に当たらない
●スキンケアに「クリーム」を取り入れる
●「マッサージ」で肌温度をあげる
●外出した後は、保湿する
肌荒風が吹く地域でも吹かない地域でも、気温がグンと下がる今の時季は肌温度だって低くなっているはず。上記の「お手入れ」「対策」、取り入れてみてはいかがでしょう?
さらにポーラでは「働くこと」で増える「肌ストレス」についても着目。
その対策として「美肌を意識した食事を取り入れる」「ストレスタイプを見極めて適切な対処をする」「自身の環境・体調・肌を知った生活を送る」ことを提案しています。
特に、美肌を意識した食事とは
●色を意識したものを1品
緑黄色野菜は肌に必要なビタミンを含有
●主食を変える
雑穀米がオススメ。炊飯器で手軽に彩りご飯に!
●油を変える
アボカド油、オリーブ油、菜種油などなど
発表会では、「オススメ美肌食堂メニュー」を試食させていただきました♪
左手前から時計回りに「いんげんのなめたけあえ」「ビタミンACEサラダ」「りんごのレモン煮」「れんこんの辛味炒め」。ポーラの社員食堂「美肌食堂」を運営しているグリーンハウスとともに開発したメニューだそうで、手前2つは5分で完成の時短メニュー。ふみっちーの大好きな言葉、“時短”…素晴らしい響きです。
自分の住んでいるところは果たして何位だったのか知りたい人は、ポーラのホームページ内の特設サイト「美肌県グランプリ2014」をチェックしてみてくださいね。各都道府県ごとに細かい解説もされています。