ここのところの「乾燥」で、喉が少し気になるミーナです。でも、「乾き」を心にも感じている人も多いそう。891人アンケートで、OurAges世代の心の「乾き」の悩みに迫りました。
OurAge世代が感じる「乾き」。
体だけでなく、「心が乾いている」と答えた人も!
どんなときに、「心」の乾きを感じているのでしょう?
Q6
「心」が乾いていると感じることはありますか?
はい308人、いいえ323人、わからない260人
3分の1の人が乾いていると感じています!
「はい」と「いいえ」がほぼ同数という結果が。
ホルモンバランスが大きく変化するのに加え、
子育て、仕事、親の介護など、生活にも大きな変動があるOurAge世代。
そんな年齢ならではの、「心」の変化にはどんなものがあるのでしょうか?
Q7
Q6で「はい」と答えた方、どんな「心の乾き」を感じていますか?
●仕事でストレスがたまり、時間に追われて心に余裕がない。(57歳 自営業)
●仕事と介護で遊びに行く時間がなく、インターネットショッピングで気晴らしをしている。(49歳 自営業)
●他人の動作を待てず、瞬間湯沸かし器のようにイラつき、その後自己嫌悪に陥る。(47歳 パート・アルバイト)
●家事、育児、仕事をこなし疲れ果てても、誰からもねぎらいの言葉がない。(45歳 パート・アルバイト)
●人との会話が少なく、自分の存在意義が見出せない。(54歳 専業主婦)
●独身なので、いつも一人でご飯を食べ、出かけてばかりいると、寂しい気分に。(45歳 会社員)
●恋愛から遠のいていると感じ、他人の結婚話にも興味が持てない。(46歳 イラストレーター)
●誰からも必要とされなくなる年齢と感じたとき。(47歳 会社員)
●将来に対して漠然とした不安や孤独を感じるとき。(50歳 会社員)
●加齢とともに柔軟な発想になれず、〝守り〞に入っている。(50歳 自営業)
●幸せそうな人を見ると、「本当は違うのでは?」と裏を読んでしまう。素直に喜べない。(49歳 パート・アルバイト)
●もともと感情豊かだったはずなのに、興味のあることにも無関心になっている。(47歳・専業主婦)
●夫とセックスレスで、恋人や好きな人もいないとき、寂しいなと感じる。(48歳 会社員)
●他人の幸せを素直に喜べなくなり、子どもの失敗を必要以上に責めてしまう。(52歳 専業主婦)
●本を読んだり、映画を観ても、以前のように感動できない。(52歳 専業主婦)
●自分が思ったような人生を送っていないと感じるとき。(58歳 自由業)
●子どもたちの手が離れ、夫も不在の一人の家。(51歳 パート・アルバイト)
●女としての自分の姿の変わりようを自覚したとき。(45歳 医療関係)
前向きな気持ちになれるかどうかが分かれ道!?
言葉はそれぞれですが、大きく分けると、「忙しさで心にゆとりがない」
「自分の存在価値が見出せない」「漠然とした将来への不安」「感動する気持ちの減少」など。
前向きな気持ちになれないときに、憤りや孤独感といった「心の乾き」を感じているようです。
次回は、「乾き」についての疑問の声、実践している乾き解消法を紹介します!
取材・原文/山村浩子