驚くほどの素肌美人、雅子さんのインタビュー第2回です。
今回は、雅子さんの日々の暮しをクローズアップ。
第1回を書いていたら、20年ほど前のことを、いろいろと思い出しました。
雅子さんと私がしょっちゅう仕事でごいっしょしていた頃の共通項だった「パリ好き」ですが、
たしか、雅子さんは日仏学院に通って本格的にフランス語を勉強されていました。
一方私は、NHKのTVフランス語会話をただただ見ていました。結果は当然…大きな差に! トホホ。
顔には日常が表れる。だから日々を大切にしたい
モデルを始めた10代の頃から身近な大人や雑誌に刺激をもらい、
映画から品のあるしぐさを学び…。
なかでも雅子さんが影響を受けたのは、何気ない日常を切り取った映画や
住んだこともあるフランスの心豊かな暮らしだとか。
いつもの空間に花を添え、一杯のお茶を丁寧に入れる、
といった生活を大切にする気持ち。
そして仕事を通じ、日常が顔に表れることを実感したそう。
「例えば、夫とは平日の時間帯がバラバラでも朝食は一緒にとり、
タイミングが合えばお互い好きな映画を観たり旅行したり。
虫が苦手で避けていた土いじりは、
今の家で暮らす記念に手に入れたオリーブをきっかけに
野菜やハーブも育てるように。
花や実を眺め、収穫して食べる喜びが生まれました。
食事は自炊が基本ですが、外食する日は思い切り楽しみます。
いろいろなものをバランスよく臨機応変に取り入れることで、
心身ともに健康でいられる気がします」
■雅子
19歳でモデルデビューし、数多くの女性誌や広告で
ファッションから美容、暮らしまで幅広く活躍。
また映画に出演するほか、
しなやかな視点で綴る映画情報サイト「シネマカフェ」では、ブログを執筆中。
シネマ夢倶楽部推薦委員、国際映画祭の審査員も務める。
撮影/山崎誠 ヘア&メイク/渡辺みゆき スタイリスト/本瀬久美子 インタビュー取材・文/高井法子