いつものメイクをほんの少し変えるだけで、顔がぐぐっとリフトアップ! 顔年齢が変わる「引き上げメイク」をマスターしましょう。今回はフェイスラインのたるみをカムフラージュできるテクニックをご紹介します。
部位ごとの悩み解決! リフトアップメイク
顔の下降たるみが進行すると、顔の下半分にも問題が多発。顔の輪郭がもたっとして二重あごになってしまったり、フェイスラインが四角くなって、顔が大きく緩んで見えてしまったりする、"フェイスラインのたるみ"。また、口の横からあごに向かってのびる、たるみのライン="マリオネットライン"。この2大悩みをとにかく目立たなくしたい! という人に、簡単&さりげなくカムフラージュできるテクニックをふたつご紹介。
フェイスラインの四角い
たるみをリフト
1 シェードカラーで顔側面に影をつけ、すっきり立体的な顔立ちに
「手の付け根をあご下に置き、こめかみに中指を当ててください。この際に手のひらで隠れる部分が顔の側面。この部分に馴染み色のシェードパウダーを、往復するように塗るだけで(鏡を見ていい感じと思うまで)、顔がすっきり」
2 あご下の肉もシェードカラーで削り、たるみ部分をシャープに
「あご下の二重あごになった肉もカバーを。1のシェードパウダーをブラシに取り、あごの中央下にブラシをのせたら、あご下を通り、耳たぶまで、引き上げるようにうっすらと影を入れて。鏡を見ながらいい感じになるまで数往復」
1.「〝塗った感〞が出ないよう、肌より少しだけ暗い、透け感あるシェードパウダーを選ぶのが正解」。ほんのりローズを含み、肌の黄みを抑える効果も。
NARSプレストパウダー 5003N ¥4,000/ナーズ ジャパン
2. 「ブラシの斜めカットが、フェイスラインや顔のカーブにピタッと沿って塗りやすい。粉含みも絶妙で、ボテッとつきすぎないのも魅力」。
NARS コントゥアー ブラシ 21¥5,900/ナーズ ジャパン
次回はマリオネットラインをリフトアップするメイク法をご紹介します。
撮影/玉置順子(t.cube)〈人物〉 久々江 満〈物〉
指導/岡野瑞恵
モデル/樹神
スタイリスト/寺沢 香
取材・原文/中島 彩