髪ツヤも長さもキレイなままキープして
いつまでも、セミロング!
40代、50代は、実は長めヘア愛好者が多く、セミロングが人気! 一方で、ボリュームやハリ、ツヤがなくなってきた、白髪が増えた…などの悩みも急増。でもきちんと手をかけてあげれば、年齢を重ねても美髪をキープすることは可能です。
ここでは、Part1~5に分けて、悩みを上手にカバー&解決して、いつまでも美しいセミロングヘアでいるための最新の方法をギュッと凝縮してお届けします!
今回と次回では、美容ジャーナリストのお二人が「セミロング」でいる理由についてご紹介します。
私たちがセミロングでいる理由
美容ジャーナリストのお二人も、やっぱりセミロング。
そのスタイルに秘められたストーリーと、美髪の秘密を聞いてみました。
とんがりすぎず、女っぽすぎず。
ニュートラルな自分になれる
美容ジャーナリスト
安倍佐和子さん Sawako Abe
化粧品会社、出版社勤務を経て独立。女性誌・美容誌での編集・執筆のほか、マーケティング、トークイベントなどでも活躍。著書に『人と比べない美人力の磨き方 美容エディター安倍佐和子のmy BEAUTY rules』(講談社)
Side
肩にふわりとかかる、柔らかなセミロング。あらゆる髪型を経てここに落ち着いた、と安倍さん。
「〝髪には女の気が宿る〟と言いますが、髪型ってその人の内面を表しますよね。私自身も会社で頑張っていた頃はエッジィなボブだったこともあれば、モテたかった時期は巻き髪ロングだったことも(笑)。でも、今の自分の気持ちと、見た目の性格にいちばんしっくりくるのがこのセミロング。ナチュラルで無理がなく、心地よくいられるニュートラルな長さ。もう10年以上は同じ長さかもしれません」
そうはいっても、髪質が変化して、ヘアスタイルを変えないことのほうが難しくなるアワエイジ世代。この長さを美しく維持するのは難しいのでは?
「幸い、比較的健康なノーマルヘアなのですが、長めの髪にはやはりツヤが大切なので気は遣いますね」
月に1度通うサロンでは、折を見てトリートメントとヘッドマッサージをプラス。ホームケアではスカルプケア用のシャンプーを選ぶ。安倍さんのヘアケアは比較的シンプルですが、これだけはと決めていることがあります。
「朝晩、年の数だけブラッシングするんです。ぼんのくぼあたりを下から上へ。頭頂に向かってとかし上げてから、下ろして軽く整えます。手ぐしですませず、ブラッシングを取り入れることで、頭皮の血行促進になりますし、ツヤも出るのでおすすめです」
ブラッシングの摩擦を防ぐため、トリートメントはリッチタイプをセレクト。ミニマムに計算されたヘアケアが安倍さんのヘルシー髪の秘密のよう。
これでセミロングヘアを美しくキープ中!
【インバスケア】
【アウトバスケア】
【そのほかのケア】
次回は、長めのボブの“ロブ”スタイルを楽しんでいる、美容ジャーナリストの倉田真由美さんのお話です。
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/木下 優(ロッセット) 取材・原文/伊熊奈美