髪ツヤも長さもキレイなままキープして
いつまでも、セミロング!
40代、50代は、実は長めヘア愛好者が多く、セミロングが人気! 一方で、ボリュームやハリ、ツヤがなくなってきた、白髪が増えた…などの悩みも急増。でもきちんと手をかけてあげれば、年齢を重ねても美髪をキープすることは可能です。
ここでは、Part1~5に分けて、悩みを上手にカバー&解決して、いつまでも美しいセミロングヘアでいるための最新の方法をギュッと凝縮してお届けします!
前回の美容ジャーナリストの安倍さんに続き今回は、ボブを少し長めにした〝ロブ〟にしている、美容ジャーナリストの倉田真由美さんの「セミロング」でいる理由をご紹介します。
私たちがセミロングでいる理由
美容ジャーナリストのお二人も、やっぱりセミロング。
そのスタイルに秘められたストーリーと、美髪の秘密を聞いてみました。
偶然長くなった髪が意外にも好評。
伸ばせる髪は自分で作れるんです
美容ジャーナリスト
倉田真由美さん Mayumi Kurata
30年以上のキャリアをもつ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌編集部、編集プロダクション勤務を経て独立、美容記事や新聞などで執筆活動を続ける。著書に『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社文庫)
Side
「大人の女性たちが女らしさを維持したい、という空気感は確かにあります。長めの人が増えているのはその流れかもしれませんね」と分析する倉田さん。
ご自身はボブを少し長めにした、旬の〝ロブ〟(長めのボブ)スタイルを楽しんでいます。
「40歳手前くらいから2年ほど前まではかなり短めのボブだったんです。たまたまサロンに行けない時期があって、偶然伸びてしまったのが好評で、それならちょっと長めにしておこうかと。先日、ある同年代の友だちから『長くしたくても、できない人もいる。あなたはできる人なんだから伸ばしたほうがいいわよ』なんて言われました」
年齢を重ねて気づいたのは、髪型はあまり無理をせず、自分の素材に合わせたほうが美しく見えるということ。
「ドライヤーをかけて軽くブローするだけで形になるロブは、直毛で乾燥しやすい私の髪質に合うんです。でも最近は、全体に大きなうねりが出てきて、少し苦労するようになりましたが」
それでも絹糸のようにしっとりと輝くようなツヤ。この美髪をキープする秘訣はどこにあるのでしょう。
「まず大人の女性には全員に頭皮ケアをおすすめしたい(笑)! 私は長年育毛美容液を使っていますが、それほど髪質が変わらないし、白髪があまり増えないのはそのせいだと思います」
食生活の影響も大きいといいます。
「おすすめはプロテイン。血管壁や骨の材料でもあり、痩せ体質にも、といわれているので、大豆由来のものを毎日とっています。肌や体より、髪や爪はすぐに効果が見えてきますよ」
これでセミロングヘアを美しくキープ中!
【インバスケア】
【アウトバスケア】
【そのほかのケア】
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/遠藤芹菜 取材・原文/伊熊奈美