【教えていただいた方】
大手通信キャリア勤務を経て、2001年より美容エディター・ライターとして、さまざまな雑誌、広告で活動。試した数300超、所有数60超の美顔器については一家言あり、識者としてテレビ出演やコンサルティングも行っている。2024年は、著書の刊行や、ネットサービス「Ameba」でオフィシャルブログをリリースする予定。
緑LEDとIPLを搭載したヤーマンの光美顔器で光フェイシャル。
美容医療並みのスキンケア効果が目指せます
加齢や日焼けなどによって肌がくすんできた、くすみが定着してなかなか晴れない、くすみのせいでいつも疲れて見える、老け感が増す…といった悩みを持つ40代、50代は多いはず。
そんな悩みを解決するには?
美容業界でも「美顔器のことならこの人!」と名前の挙がる、美容エディター・ライターの吉田瑞穂さんに聞いてみました。
吉田さんによると、このような全体的な肌のくすみをなんとかしたい!と思っている人におすすめなのは、ヤーマンの光美顔器「ブルーグリーンショット」だそう。
「まず注目したのがIPL。
以前は体の脱毛用の美容機器で使われることが多かったIPLという光を、顔用の美容機器に取り入れた製品が、ここ数年でとても増えています。
IPLは、サロンや美容クリニックのフォトフェイシャルなどの施術でも使われてきた光ですが、今回紹介するヤーマンの光美顔器『ブルーグリーンショット』は、そのIPLを家庭用の機器に応用して搭載しつつ、緑LEDを同時に搭載しているところがポイントです。
美顔器のLEDといえば赤や青が多いですが、緑のLEDを取り入れた機器は珍しいです。
IPLと緑LEDの〝同時照射〟によって、肌全体のくすみケアができるのが新しいですね」(吉田瑞穂さん)
ヤーマンは、1978年に設立。精密電子機器メーカーとしての技術開発力を基盤に、業務用美容機器から始まり、家庭用美容機器を世に広めた先駆け的な存在。
美容機器専門メーカーとして、先端テクノロジーと常識を超えるアイデアで、高機能でユニークな商品をたくさん世に送り出しています。
1985年から光美顔器を展開。
そして2023年7月に、最新の光美顔器として発売したのが「ブルーグリーンショット」です。
──美顔器には、特有の用語が出てきますが、ここで用語の説明を。
IPLって何?
IPLとは、Intense Pulsed Light (インテンス パルス ライト)の略で、黒いものに反応し、肌の深部(角質層まで)をケアする光のこと。
LEDとは?
LEDは、クリニックの施術でも使う安全性の高い光のこと。
LEDは、波長(光の色)によって肌内部に到達する深さが変わります。
ヤーマンが新たに着目したLEDは、505nm(ナノメートル)のLEDで青に近い緑色です。
この緑LEDは、肌の表面(角質層)をケア。
緑LEDの505nmの波長と、黒いものに反応するIPLをかけ合わせて〝同時照射〟する機能を搭載したのは、この光美顔器『ブルーグリーンショット』が日本初だそう!
ちなみに、505nmの波長を持つ 緑LEDは、波長が短い紫外線、波長が長い赤外線に対して、その中間の長さの可視光線の中に含まれる光です。
美顔器のLEDの代表的な色として、赤は肌の弾力アップ、青は殺菌作用がありニキビケアなどに効果があるといわれますが、緑色は肌の透明感アップに効果があるそうです。
緑LED×IPLの2つのアプローチで、くすんだ肌を明るく透明感のある肌へ!
●ブルーグリーンショット ¥77,000/ヤーマン
サイズ 約45mm(横幅)×214mm(高さ)×74mm(奥行き)
質量 約275g(本体のみ)
発売日 2023年7月14日
<使い方>
クレンジングや洗顔をした後の素肌に使用。
照射口を肌に密着させ、肌の上を少しずつすべらせるように動かします。
肌に触れると光がつき、センサーが感知して最適な出力パワーで照射します。
使用後は、化粧水、美容液、乳液など、通常のスキンケアを行ってOK。
緑LED×IPLの2つの光の相乗効果で狙えるのは、明るい透明感のある肌。
くすみ(※1)の気にならない肌が目指せます。
※1 古い角質による
くすみを検知するセンサー付きなのも、この美顔器の賢いところ!
「ブルーグリーンショット」には、出力パワーの異なる2種類の緑LEDが搭載されています。
照射口の中央に、出力パワーの異なる2種類の緑LEDを配置。
その左右にフォーカスセンサーを搭載し、フォーカスセンサーが肌表面のくすみをすばやく検知。
緑LEDの出力パワーをスマートに切り替えます。
くすみの濃い肌色の部位にはハイパワーで、薄い肌色の部位には普通のパワーで照射。
部位ごとに必要なパワーに切り替えて照射してくれるから、美顔器初心者でもおまかせできて安心です。
目的に合わせて、2つのモードを使い分けできます
●デイリーモード
毎日、肌に照射して、透明印象肌をキープ
★毎日使える。
★半顔 約5分(全顔 約10分)
★顔全体にすべらせるだけ。
照射口を肌に密着させ、肌の上をすべらせるように動かして使用します。
5回連続照射で、スピーディに光ケアできます。
光美顔器のあとにスキンケアする習慣をつけることで、輝くような透明感ある肌をキープできます。
●スペシャルモード
IPLの強力照射で、気になる個所を集中的にケア
★週に1回。
★気になる個所に1発ずつ。
★ピンポイントに強力照射。
気になる部分にあて、位置を移動させながら、1発ずつ照射します。
痛みもほぼなく、ダウンタイム(施術を受けた後、回復するために必要な期間)不要、肌の冷却も不要なのが◎。
週に1回、気になる個所に強力照射し、内側から輝くような明るく澄んだ肌に導きます。
8週間で肌が明るくなり、くすみにも変化が!
ヤーマンが下記の条件で行った試験によると…
光美顔器「ブルーグリーンショット」と美白有効成分アルブチンを配合した化粧品を併用。
右側の半顔に対して、「デイリーモードで5分」を1週間あたり6回、「スペシャルモード」を1週間あたり1回で、4週間使用した場合と8週間使用した場合を観察。
被験者は、41歳以上~58歳以下の女性24名。
肌の明るさとくすみの状態に変化が見られることがわかりました。
肌の明るさについては…
肌のくすみについては…
4週間後、8週間後と、継続するほどに肌の明るさが上がり、くすみスコアが低下。
お気に入りの美白コスメと一緒に使うと、より効果が上がりそうですね!
──この光美顔器を使った吉田瑞穂さんの感想は…
「私が毎晩連用したところ、2週間でくすみが明るくなったと感じました。
使った翌朝メイクした時に、今まで使っていたファンデーションの色が暗くて合わなくなったかな?と思ったんです。
痛みなく快適に使えて、このトーンアップ効果はうれしい。
最新の美顔器は効果が現れるのが早くなっています。
昔は3カ月使い続けてエステ級の効果が出ると言われていましたが、今は2週間で美容医療並みの効果が目指せるんですよ」
かつて美顔器にトライして3日坊主で終わってしまった人も、実はまだ使ったことがないという人も。
最新の美顔器は機能も使いやすさも進化しているので、今こそトライする価値がありそう!
くすみが気になる人は、光美顔器でのケアをぜひ選択肢に入れてみて。
取材・文/中込久理 取材協力、画像・資料提供/ヤーマン