顔は体を映し出す鏡、美しさと健康へと導く地図―。
そこから名づけられた顔の反射区 「フェイスマップ」の理論による簡単セルフケア。
顔のたるみ"3大悩み"は
綿棒刺激で解決!
ここに記した「刺激ポイント」は、いずれも顔の左右対称にあります。左右のケアを忘れずに行うのが、大切。綿棒による優しい刺激とポイントに対応する臓器をいたわるデイリーケアで、体の外と内からキレイ&元気を手に入れて!
ほうれい線
腸が弱っている証し。腸内環境の改善を図るべし!
口のまわりは消化器の影響を受けやすく、特に鼻下からほうれい線にかけては大腸のゾーンに当たります。ほうれい線が深い人は、腸内細菌のバランスが悪くなっている可能性大! 白砂糖や小麦の摂取を控え、水溶性食物繊維を積極的にとるなど、腸内環境を整えるケアを心がけて。腸の働きをよくする刺激ポイントを綿棒で押すことで、総合的にリフトアップを図りましょう。
食事のアドバイス
腸内細菌を整えるため、小麦粉+白砂糖の組み合わせ、例えばデニッシュや甘いパンなどは避けましょう。小松菜、ブロッコリー、キャベツ、大根などの食物繊維豊富な"解毒"野菜を積極的にとって。
※ここに記した「刺激ポイント」は、顔の左右対称にあります
G 口角を引き上げる&腸の不調に
小鼻横と、黒目中央の延長線上の頰骨の下の2カ所。左右4カ所を各5秒。上唇を引き上げる筋肉と、口角を引き締める筋肉にリンク
H ほうれい線の鉄板ツボ
黒目中央の延長線上で、小鼻のへこみの延長線上の交わったところ。左右を各5秒押します。綿棒で軽くたたくのも○!
I 頰のたるみ
目尻の延長線上より少し外側と鼻の下の延長線上が交わるあたり。咬筋・大頰骨筋とリンク。5秒押すか、軽くたたいて。左右同様に
J 腸の不調に
黒目中央と口角の延長線上。左右を各5秒押します。腸などの消化器系に活力を与え、あごをすっきりさせる効果も
プラス “表情” で効果アップ
「口角を引き上げる&腸の不調に」の刺激ポイント(G・小鼻横と黒目中央の延長線上の頰骨の下)を人差し指で押し、「うー」と発音しながら、唇を突き出すように口をすぼめます。これを5~8回繰り返します。
※コツと注意点
●刺激ポイントに直角に当てる
●赤みが出ないように 自分の肌と相談しながら
●跡が残りやすい目の下や頰は 綿棒で軽くたたく程度でもOK
●1カ所を5秒以上押さない
●1日2~3回行なってもOK!
●綿棒は3~4カ所使ったら こまめに取り換える
●入浴の直前&直後、 入浴中は行わないこと
撮影/フルフォード海 ヘア&メイク/木下庸子(プラントオパール) モデル/島村まみ スタイリスト/程野祐子 イラスト/内藤しなこ 構成・原文/山村浩子