フェイスラインと目の下のたるみが気になるというフォトグラファーのOさん。出力が弱めのHIFUとヒアルロン酸注入で、顔全体のリフトアップを体験してみました。
中級編
弱めHIFUとヒアルロン酸注入で
顔にパンッとしたハリ感を!
トライされた方は
Oさん(50歳・フォトグラファー)
●お悩み
「気になるのは顔全体のたるみと頰の毛穴、フェイスラインの脂肪。目の下もだんだんたるんできたような…」
●希望
「痛みに強いので、HIFUのような照射治療を試したい。不自然になりそうなヒアルロン酸注入は避けたいです」
さりげなくリフトアップしてメリハリ顔に
カウンセリングで効果や痛みなどのリスク、料金を納得いくまで相談し、ヒアルロン酸注入も試すことに。
口角の延長線とゴルゴラインが交差する点に針で穴をあけ、先端の尖っていないカニューラ針でヒアルロン酸を的確に入れると、頰のトップが上がります。
ウルトラセルQプラスはHIFUの中でも出力が弱めで痛みはマイルド。
施術データ
- ●費用
ウルトラセルQプラス+ヒアルロン酸2本注入¥231,000 - ●ダウンタイム
ほとんどなし。HIFUは肌のタイプによりヒリつきが出る場合があります - ●痛み
HIFUは人により多少の痛みが。注入は針を刺すときにチクッとする程度 - ●持続
HIFUは約1カ月かけて効果が上昇。注入は半年~1年で吸収されます
体験レポート
- ●施術直後
「ヒアルロン酸注入の効果で肌のハリが上がりました。HIFUは直後の変化はあまり感じられませんでした」 - ●数日〜1カ月後
「ヒアルロン酸は打ってすぐ頰にハリが出て、HIFUは2週間後くらいから効果が出てきた気がします」 - ●痛み
「HIFUは予想以上に痛かったですが、耐えられるレベル。これ以上の痛みは厳しいです」
感想
「初めての体験で新鮮でした。ヒアルロン酸を頰のねらった箇所に少し打つだけで、頰の位置が上がり、頰下がすっきりして驚き!予算と痛みの折り合いがつけば、もっと強いHIFUも試してみたいです」(Oさん)
施術前は頰と目の下のたるみが現れはじめ、見た目の印象がくすんだ感じに。施術後は目の下にふっくら感が出て、頰のトップが上がり、輪郭もすっきり。
多彩な治療メニューで組み合わせも自在!
美容医療機器を40台以上も備えている東京・新橋のみやた形成外科・皮ふクリニック。その数は院長の宮田成章先生がつねに最良の治療を探求している証拠です。ここでたるみ治療に初トライしたのは、フォトグラファーのOさん。
「お悩みのフェイスラインのたるみにはHIFUの照射がおすすめです。気になる目の下のたるみには、照射治療だけだと即時的な効果はわかりにくいので、比較的低料金の弱めHIFUとヒアルロン酸注入を組み合わせると、顔全体のリフトアップが期待できます。
今回施すHIFUのウルトラセルQプラスはSMAS筋膜をねらう4.5㎜と、真皮をねらう3.0㎜の2段階。重ねて照射することで引き上げ効果があります。初回の治療で目の下から頰に注入するヒアルロン酸は、両側でほんの2.0㏄。これだけで顔の影がなくなって明るくなるんです。
HIFUの施術を受けるなら必ず専門の医療機関でお願いします。神経損傷などを避けるための知識と手技が必須な医療行為であり、医療機関でもリスクがゼロではない旨、事前に説明してから施術をしています」(宮田成章先生)
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル 5F
☎03-5510-3931
☎03-3507-0480(初診専用) 完全予約制(現在、初診予約は大変混雑しています)
診療時間:10:00~14:00 16:00~19:00
休診日:土・日曜、祝日
●ウルトラセルQプラス 顔全体1回¥99,000、ヒアルロン酸注入 1本¥44,000+技術料、初診料・再診料各¥1,100
お話を伺ったのは
形成外科医
みやた形成外科・皮ふクリニック院長
宮田成章さん
Nariaki Miyata
医学博士。防衛医科大学校を卒業後、その関連施設に勤務。スキンケアと美容外科の普及を目指して2004年に開業。治療を担うかたわら、学会などで講演も行う
撮影/織田桂子 取材・原文/中込久理