サロンや自宅でヘアカラーをした後、髪へのダメージを減らしたり、色もちを良くするためにはどのような対策をすべきなのでしょうか?
お話を伺ったのは
美容エディター・毛髪診断士 認定指導講師
伊熊奈美さん
Nami Ikuma
1972年生まれ。女性誌などで20年以上美容記事を執筆、編集。毛髪科学を踏まえたヘアケアに精通。著書に『頭皮がしみる、かゆいは危険信号! いい白髪ケア、やばい白髪ケア』(小学館)がある
『頭皮がしみる、かゆいは危険信号! いい白髪ケア、やばい白髪ケア』
伊熊奈美 著/小学館
ヘアカラーの基礎知識
カラー後1週間は必ず
カラー専用シャンプーを使う
髪をアルカリ性から弱酸性に戻すのが目的
ヘアカラーをしたら、翌日から1週間〜10日はカラー専用シャンプーを使う習慣をつけましょう。その最大の目的は、カラーによってアルカリ性に傾いた髪表面のキューティクルを弱酸性に戻し、素早く閉じるよう促すこと。
これによって髪の内側のタンパク質や内側に入れた染料が流出するのを防げるので、ダメージが抑えられ、染めた色も長もち。カラーの頻度が減らせます。
サロンでもキューティクルを引き締めるケアをしてくれることが多いのですが、自宅でも引き続きカラー専用シャンプーを使って髪を守り抜きましょう。
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Ikuma’s advice
ダメージや色もち対策に。
カラー後も家でやるべきことがあります!
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/日置 彩<服> 構成・原文/伊熊奈美