ぼんやりした目元は、まぶたが垂れて目にかぶったりすることが原因。アイシャドウでフレームの強調を。
教えてくださったのは
ヘア&メイクアップアーティスト。藤原美智子さん率いるラ・ドンナ所属。ナチュラルでイノセントなメイクを得意とし、著名人の指名も多い。細部にまでこだわる繊細な感性とテクニックに定評あり
目尻にアイシャドウでラインを入れて、目の幅を広げる
「下でご紹介するアイパレットのbを細チップに取り、黒目の外端から目尻側にラインを入れると、目の横幅が広がって大きくきりっと見えます。目を開いたときにラインが真横にのびる角度で、目尻から涙袋の幅分、外に長く引くのがコツ。茶色のアイシャドウだから自然な印象になります」
●このアイシャドウを使用
アイシャドウはベージュ系と締め色の両方入ったパレットがあると便利。これはAYAさんも仕事でヘビロテ中。繊細な輝き感と色みが40代・50代の目元にぴったり。
アイ カラー クォード 28 ¥9,200/トム フォード ビューティ
目尻→目頭にもシャドウラインを入れ、目のフレームを引き締める
「上と同じ茶色のアイシャドウで、ラインを目尻から目頭までのまつ毛のきわに入れます。目のきわに細い締め色が入ることで、ぼんやりした目のフレームが引き締まります。このラインもさりげなく見せたいので、リキッドやペンシルのアイライナーではなく、茶色のアイシャドウを使いましょう」
●目を開くと…
「目尻ラインの長さや角度は目を開いて確認しましょう。真正面から鏡を見たとき、ラインが目尻から真横にのび、涙袋の幅分、長くなっているのがベスト」
撮影/青柳理都子<人物> 久々江 満<物> ヘア&メイク/AYA(ラ・ドンナ) モデル/竹中友紀子 スタイリスト/日置 彩 取材・原文/山崎敦子