マスクをはずしたとき、お疲れ顔や不機嫌な印象に見えるのは唇&口元に下のような残念な変化が起こっているから!
大丈夫! 私が救済テクを教えます
多くの女性向けメディアでオリジナルのメイクテクを披露。顔立ちのエイジング変化をメイクで立て直し、若見えさせる天才
長引くマスク生活で、ふと気づけば唇&口元が残念なことに…
残念変化 01
ほうれい線が目立ち、口角が下がった
マスクをしていると口呼吸になり、ポカンと緩んだ口元に。また笑顔をキープするのをサボっているうちに頰がたるみ、ほうれい線ができて口角が下がります。
解決のポイント
口元に空間ができるマスクを。普段から口角上げを意識して
フィット感が高いマスクだと、頰が押されて笑顔をつくりづらく、口角が下がりがち。口元に空間ができるマスクを選び、話していないときは口を閉じ、鼻呼吸して口角を上げて。
残念変化 02
唇が薄くなり、鼻の下がまのびした
唇の保湿不足と、会話が減ったことによる口輪筋の衰えが原因で、唇のボリュームがダウン。内側への巻き込みが起こり、鼻の下が長く、もっさりとした印象に。
◆加齢変化の例
解決のポイント
たっぷり保湿し、唇をふっくらさせて
乾燥でしぼんだ唇をボリュームアップさせることで、鼻の下のまのび感が軽減。また、ペンを上唇の上に1分間のせる「アヒル口」トレーニングで、若い頃のめくれ唇を復活させるのも手。
残念変化 03
唇の輪郭が曖昧になり、うまくリップが塗れない
保湿不足で唇に縦ジワが入ると輪郭がにじみ、きれいに塗れなくなります。また、加齢で唇が薄くなり内側への巻き込みが起こることでも、輪郭が曖昧に。
解決のポイント
唇&口元ケアに力を入れ唇の縦ジワを改善
マスクをはずすたびに保湿したり、週に1度はスペシャルケアを取り入れることで、縦ジワが改善し、唇ふっくら。リップメイクのときに輪郭を取りやすく、リップ映えします。
残念変化 04
唇がくすみ、以前のリップが似合わない
在宅ワークなどで人との会話が減り、運動不足になっていることで唇が血行不良に。ターンオーバーが乱れ、古い角質が唇にたまることでくすみの原因に。
解決のポイント
唇の角質ケアを。以前よりくすんだリップを選んでみる
ゴマージュケアで唇の角質をケアし、ターンオーバーを整えて。また、くすんだサーモンやブラウン系など、以前よりワントーンダークな色を選ぶと、顔から浮かず、しっくり。
コロナ禍の約3年のマスク着用生活で、知らず知らずのうちに唇やその周辺の口元も劣化。久しぶりにリップをつけたら、なんだかしっくりこないという事態になりがちです。次回より唇&口元の回復ケアの方法と「今、似合う」リップの選び方を伝授します。
撮影/野呂知功(TRIVAL) ヘア&メイク/広瀬あつこ モデル/樋場早紀 スタイリスト/程野祐子 取材・原文/小田ユイコ