私はチークが大好きで、自腹コスメもチークが多いです。
ところが、同年代の友人たちの中には使っていないという人がチラホラ。頬にちょっと使うだけで顔色が一気に明るくなって美人印象になるのにもったいないと思います。そこで今回は、昨年から今年にかけて発売された、ほんのり発色で使いやすいチークを紹介します。
透明感ある肌印象になれるYSL BEAUTYの青みピンクチーク
意思ある表情を生むクチュール仕立て、YSL BEAUTYのパウダーチークが誕生しました。全7色あって、シマリー・サテン・マットと3つの質感に分かれています。
その中でも私のイチオシは、サテン質感のNo.42“ベビードール ピンク”。見た目は鮮やかな青みピンクですが、頰につけると淡い色づきで上品なツヤ発色です。毛穴感を目立ちにくくする「ブラーリングヴェール(クロスポリマー、シリカ)」のソフトフォーカス効果で肌そのものがキレイに見えて、しかもロングラスティング。しっとり感も持続します。
●YSL メイクミーブラッシュ パウダー No42 ¥8,360/YSL BEAUTY
ジルスチュアート ビューティのチークはふんわりお風呂上りの頰に
肌にやわらかな血色感と明るさを与えるジルスチュアート ビューティのチークカラー。ノンパールのきめ細かなパウダーが溶け込むようになじんで、パステルの発色がくすまず長持ちします。毛穴や肌の凸凹をソフトフォーカスするパウダー配合なのも、大人世代にうれしいポイント。上部の淡い色を頰の上側に重ねると立体感が出ます。
どんな肌色にも使いやすいのはニュートラルピンクの02 (下)と、最近トレンドの青みピンク04 (上)。年齢がいくつになっても“可愛い”は永遠、お花のデザインにも惹かれます。
●ジルスチュアート パステルペタル ブラッシュ 02・04 各¥4,620/ジルスチュアート ビューティ
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カバーマークのカラーパウダーは全方位から美人顔が目指せます
360度どこから見ても美しい肌をつくるために設計された、カバーマークのカラーパウダー。広範囲にたくさんの光を反射する独自のカラーパウダーの働きで明るいツヤ肌を演出しますが、ギラつき感はありません。カラーはピンクとコーラルの2色で、透けるような血色感を与えてくれます。
頬に使うとほんのりとしたチークに、大きめのブラシで顎先や年齢を重ねて凹みが気になるこめかみ、髪の生え際にサッとなじませると顔全体のくすみが目立たなくなります。エイジング悩みが気になる人におすすめ!
(左から)
●カバーマーク ライティング カラー パウダー 01ピンク・02コーラル 各¥4,950
※別売品 フェイス ブラシ ¥3,300/カバーマーク
時短メイクにも最適なM・A・Cのクッションチーク
ぽわっと染めるようなピュアな発色が魅力的な、M・A・Cのクッションブラッシュ。指の温度で溶けるテクスチャーがユニークで、肌にムラなく伸ばせます。見た目はポップな色彩だけど、頰になじませるとヘルシーな印象を与えてくれる自然な血色感。カラーバリエーションはヌード系・ピンク系・ピーチ系・レッド系の12色があります。
透明感ある肌印象になれる青みピンク(下)と明るくナチュラルな印象に仕上がるピーチ(上)はおすすめカラー。深みのあるレッド(右)はおしゃれ感ある色です。リップやアイメイクにも使えて、遊び心もたっぷり♡
(上から時計回りに)
●グロー プレイ クッショニー ブラッシュ 「チアー アップ」・「プラッシュ ペッパー」・「トータリー シンクト」 各¥4,950/M・A・C
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十和子さんの美しさにあやかりたい人はこちらに注目!
君島十和子さんが手掛けるFTCの新ブランド、TWKからジェル状のチーク&リップが登場します。肌につけると水性膜から潤いが浸透し、セラミドなどの油層膜がラッピングする設計。これにより美容成分の働きで肌はしっとりなめらかに、さらに水のように透明感あるツヤが実現します。軽い使用感でベタつきがなく、ストレスフリー。ジェル処方なので、乾いて定着するまで修正しやすいのも利点です。
カラーは天然の血色感を再現したイエロートーンのピンク系(上)とブルートーンのライラック系(下)の2色。肌と環境に配慮した、アルコールやパラベンなど13種類の無添加処方です。
(上から)
●TWKシン チーク&リップジェル 「ジェントル ピンク」・「ジェントル ライラック」 各¥4,950/FTC
*2025年3月5日発売
私が美容エディターとしてSEVENTEENやMOREで執筆していた15~20年くらい前、「チークはにっこり笑って頰が高くなった部分に入れて」と書いていました。当時のヘアメイクさんが皆そう言っていたからです。
ところがOurAge世代も上のほうになった今、それをやると真顔になった時に、「あら? チークの位置が下がっちゃった」。たるんできた顔には正解ではないみたいです(笑)。
チークをつける位置がわからない方は、メイクアップアーティスト・レイナさん監修の記事を参考にしてください。