通勤電車の窓に映る自分の顔、全体に下垂してきて、ほうれい線だけでなくマリオネットラインの気配まで、どうしよう~~~編集者Y(52歳)です。
少し前まで、ツヤ感の出るリキッドファンデーションと、透明感を加えるハイライトは必需品でした。「もう歳だし仕方ないのかな」とあきらめかけていた時、同い年で肌つやつや、ノーファンデのM先生(52歳。3万人以上の女性の身体をみてきたボディライン・アーティスト。骨盤矯正を顔の骨格に応用考案したメソッドを新たに考案。)、との出会いが。
「洗顔ついでの1分間顔トレで、誰でも若返りますよ!」
M先生に教えてもらった方法は、顔に馬油をぬり、指の関節を使って行なうシンプルなトレーニング。
「え、これだけ?」
たった1分で終了。これだけで本当に顔が変わるのか?半信半疑ながら続けてみようと、ドラッグストアで馬油を買って帰宅しました。
半月後、M先生と再会。
「この前、先生に顔トレをやってもらった時は、翌日アゴのあたりが痛くなったのに、自分でやると力を加減しているのか、やっても全然痛くなくて…」
「あ! それは毒素が抜けたんですよ」
顔は身体と違って運動量も刺激も少ないので、骨のまわりに毒素がたまりがち。なのに、
“肌をこするとシワになるから”と放置しておくと、毒素が蓄積して劣化の原因になるのだそうです。
そうか、最初、顔トレが痛かったのは、自分の顔が毒素だらけだったからだ!
顔トレは肌表面ではなく骨に働きかけるので、引き締まった顔と血行の良い肌になれると聞き、もう少し続けてみることに。
3か月後。
「Yさん、顔トレ続けてますか?」
「誰からも肌をほめられたりしませんが…最近、ハイライトを使うのをやめました」
「ほら、ちゃんと変わってるじゃないですか!」
肌に自然な輝きが加わり、リキッドファンデだけで充分ツヤが出るので、仕上げのハイライトはなくていいなと省略するようになっていました。
「本当はファンデもやめた方がいいんだけど…」
M先生いわく、広がった毛穴を隠そうとファンデをぬると、さらに毛穴が開いて皮膚がたるむそうです。
とはいえ、長年の習慣を変えるのは難しい。すっぴんで仕事に行くなんて、ノーブラで人に会うようなもの? でも、せっかく顔トレで毒素を抜いてるのに、ファンデで毛穴を広げたら、顔トレの効果半減な気も。
M先生のピカピカ肌に少しでも近づけるなら――。
半年後。
「先生、ついにファンデもやめました!」
えいや!と思いきって、ファンデのかわりにUVクリームを丁寧にぬり、気になる部分だけコンシーラーを少々、あとはポイントメイクだけ。わりとすぐに慣れました。
「本当にノーファンデなんですか? 肌ツヤツヤですね」
と最近初めて会った人に言われて、お世辞にもうれしかったです。
若返ったかはさておき、劣化は防げているなと実感。もう今では朝晩やらないと落ち着かないほど、顔トレは習慣化しています。
半年で私の肌が変わった顔トレの詳しい方法は、こちらで。
『脱・オバサン顔! 1分間毒出し顔トレ』
(Micaco著 集英社刊 定価:1300(本体)+税)
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