アンチエイジングの最大の敵はネガティブな感情にあり。
ネガティブな感情が細胞にダメージを与え、いじめられた細胞は活性化できず、自らの持つ寿命を縮めてしまうそう。
不機嫌や悩みごとは老化のスピードを加速させます、
だからご機嫌をとるべきは他人ではなく自分です。
~書籍「十和子道」P28より~
<担当編集者からみたこの言葉の背景>
「結婚したら、ふたりはお互いの鏡になるんだね。
相手が不機嫌だったら自分も不機嫌になるしね」
これは十和子さんが結婚する際、夫誉幸さんから言われた言葉だという。
結婚したのは十和子さん29歳、誉幸さん32歳のとき。
この若さでこんなことをサラリと言う誉幸さんはすごいと思う。
そして十和子さんにとって〝自分がご機嫌でいるかどうか〟は、夫婦関係だけではなくエイジングにも影響すること。
そこで『十和子道』では、十和子さんがご機嫌でいるためにしていることや愛用しているものを紹介するページ『私が機嫌よく過ごすためにしていること』をもうけた。
そのひとつがお茶。
(アボニーグリーンの『ヘレンド』のカップ&ソーサーは休日のお茶の時間に登場するお気に入り/「十和子道」P33)
常備している数種類の紅茶や中国茶、愛用のポットやカップを細かく紹介した。
そしてもうひとつがお風呂。
ご本人いわく「体の内側にたまっていたネガティブなものが外へ抜けていくと実感する」入浴法を教えてもらった。
重苦しいものを抱えた自分をグツグツ煮出すイメージから、取材の際はこの入浴法を〝十和子煮〟と言っていた。
『十和子道』発売後、十和子さんが『アウトデラックス』というテレビ番組にゲスト出演する機会があり、私もオンエアを自宅で拝見した。
十和子さんがこだわっているものを紹介していく、という内容だったのだがそのひとつに入浴法があり、もちろんそれは〝十和子煮〟だった。
50度~52度の熱いお湯に浸かり、汗だけではなく体の中のネガティブな思いも〝煮出す〟んです……
淡々と十和子煮のどこがよいのかを涼しい顔で語る十和子さんと、「それって、熱湯風呂じゃない!危なくないの?」というマツコ・デラックスさん(ホストのひとりだった)の驚きぶり。
その対比は見ていて本当に面白かった。
撮影/冨樫実和
★この連載は毎週木曜日更新です。次回は2020年2月6日配信です。お楽しみに!
*オールカラー、自宅で撮影、オール私服、収録写真400点
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電子版には特典としてプライベートを含む計276点の写真とコメントを特別編集した「エブリディ十和子」がついています!