年齢とともに増えるイボや、クリニックでの美容治療について、皮膚科医の髙瀬聡子先生に伺いました。
イボケア
イボは意外と簡単に取れる⁉
年齢とともに増えてくる、首にできる小さなイボ。
「イボは良性の腫瘍で、皮膚の老化、紫外線の刺激、服やアクセサリーのこすれなどが、おもな原因です。直径1~3㎜程度のスキンタッグ、それより大きい軟性線維腫などがあり、取る方法は、ハサミで切る、液体窒素による冷凍療法、炭酸ガスレーザーなどがあります」。
自分でハサミで切る人もいるようですが、衛生面を考えるとNG。クリニックで保険適用になることもあるので、皮膚科で相談を!
クリニック
50代から来院者急増! 美容医療にできること
「顔は念入りなケアで若さを保っているのに、首の老化が進み、顔との落差に驚いて、駆け込んでくる人も少なくありません」。
では首の横ジワには、美容クリニックではどんなことができるのでしょうか?
髙瀬先生のクリニックのおすすめは「ヴェルヴェットスキン」。これは特殊な薬剤を用いてコラーゲン生成を促進する「マッサージピール」と、微細な針によって本来の自然治癒力で肌の再生を促す「ダーマペン」を合わせた治療法。
また、遠赤外線と高周波で肌を引き締めて、シワやたるみを改善する照射系治療の「サブライム」も人気が高いそうです。
「ヴェルヴェットスキン」はダブルの効果でコラーゲン再生を促し、弾力を取り戻します。
首1回¥44,000/ウォブクリニック中目黒
「サブライム」は遠赤外線と高周波で肌を引き締める、痛みやダウンタイムが少ない治療法。
首1回¥22,000/ウォブクリニック中目黒
お話を伺ったのは
髙瀬聡子さん
Akiko Takase
1969年生まれ。ウォブクリニック中目黒総院長。皮膚科医。東京慈恵会医科大学附属病院勤務を経て、2003年にスキンケア化粧品「アンプルール」の研究開発に携わる。’07年より現職。丁寧でわかりやすいカウンセリングで、特に美容医療と薄毛治療に定評がある。雑誌やWEBサイト、テレビでも活躍
イラスト/かくたりかこ 構成・原文/山村浩子