健康にも美容にも大敵な体の冷えや睡眠不足を解消して、シワやたるみを作らない生活習慣を目指しましょう!
保温
美容にも健康にも冷えは大敵!
「冷えは万病のもと! 昔から“首”がつく部位、首、手首、足首を冷やすなと言われています。それは大きな血管が通っているから。
ここを温めたり冷やしたりすることが、全身に影響を与えます。特に寒い時期には、外側はもちろん、内側からもしっかり温めることが大切です」(髙瀬聡子先生)
マフラーやスカーフで首を覆ったり、一日の終わりには湯船につかって、体を芯まで温めるようにしましょう。
睡眠
細胞をリセットする上質な眠りを
「睡眠は単に体の疲れを取るだけではありません。心と体のメンテナンスタイムで、脳の疲労回復、記憶の整理、各臓器や筋肉、骨、皮膚などの細胞を修復する時間です」。
十分な睡眠時間を確保できない、眠りが浅い、寝つけない…など、睡眠に関するトラブルは特にOurAge世代で急増します。
「朝までぐっすり眠れて、疲れを翌日まで持ち越さない…この“良質な睡眠”は心身の健康に必須。もちろん、首の老化防止にもなります」(髙瀬聡子先生)
お話を伺ったのは
髙瀬聡子さん
Akiko Takase
1969年生まれ。ウォブクリニック中目黒総院長。皮膚科医。東京慈恵会医科大学附属病院勤務を経て、2003年にスキンケア化粧品「アンプルール」の研究開発に携わる。’07年より現職。丁寧でわかりやすいカウンセリングで、特に美容医療と薄毛治療に定評がある。雑誌やWEBサイト、テレビでも活躍
イラスト/かくたりかこ 構成・原文/山村浩子