HAPPY PLUS
https://ourage.jp/otona_beauty/more/374967/

そのメイクの色み、昭和です! 50代はファンデーションと下地選びが「若見え」のカギ!

長年にわたり同じファンデーションを使い続けている、という40代、50代は多いはず。しかし!「ベースメイクは、年に1回は見直し&アップデートしてほしい」とは、メイクやスキンケア指南で人気のTikToker、初美メアリさん。今のファンデーションのトレンドや、時代遅れメイクから脱出するポイントを教わりました。

教えてくれた人

初美メアリ
初美メアリさん
タレント、モデル、声優
公式サイトを見る

化粧品成分スペシャリスト。自身の肌あれ経験から、「自分の目で化粧品を選べるようになる」ことを目的に化粧品成分について学ぶ。流行に流されず、主体的にスキンケアやメイクを選べるようになるためのサポートや、外見だけでなく心が軽くなる考え方についてTikTokを中心に提案・発信。一人でも多くの人が“今”に安心でき、“未来”に希望を持っていけるようになることを目標としている。

 

教わった人

ライター・イオちゃん

フリーランスで編集・ライター・出版プロデュースなどを行う50代。OurAgeでは主に、心と体の健康、更年期各テーマ、フェムケアテーマなどのインタビュー記事を担当。メイクへの興味関心度は「人が見て見苦しくなければ、まぁいいか」レベル。座右の銘は「楽ちん」。

すっぴんの私。締切に追われている時期は、BBクリームのみで過ごすこともざら。「金髪にしているのは、増えゆく白髪を黒く染め続けるほうが大変だから」

 

●Before
↓いつものベースメイク。
元の肌の色に合っていないし、かなりの厚塗り感…

井尾 第4回 ビフォア

特にアップデートすることもなく、同じパウダーファンデーションを長年使い続けていた私。改めて見ると、本来の肌の色に合っていない…それにかなり厚塗り感が。

 

●After
↓初美メアリさんに教わった「ベースメイクの正解」がこちら

井尾 第4回 アフター 

初美さんに選んでもらった下地、クッションファンデーションによる仕上がりがこちら。

悩みのタネだった肌の赤みはしっかりカバーされ、かつ「がっつり塗っている!」感も少なく、本来の肌とのギャップもありません!(感動) ファンデーションの影響がここまで大きかったとは〜。

 

そしてこれが今回の「今どきメイク」の完成形!

メイク第4回 井尾 仕上がりメイン

つまり…「その人に合った、トレンドファンデーション」にたどり着ければ、50代も、ここまで大変身できるのです!!

 

メイク第4回 初美メアリさんと井尾淳子さん

そんなこんなで、メイクが面倒だったり、義務感になったり、心から楽しめていないのは、「自分に合ったメイクアイテムにたどり着けていないから」というTikToker女子・初美メアリさんの言葉をしみじみ実感している今日この頃。「イオさんにそう感じていただけて、とてもうれしいです!」(初美さん)

 

ファンデーションの色は、年に1回は見直しを

 

こんにちは。50代ライターのイオちゃんです。さて今回、声を大にしてお伝えしたいのが、ファンデーションの色選びについて! なんの疑問も持たずに使い続けているそのファンデーションの色が、実は老け見え(=昭和の顔)の原因になっているのかも…! という非常に怖いお話です(笑)。

 

イオ:メイクアイテムは次々と新しい商品が登場するので、追いつかないんですよね。30代の初美先生世代のように、TikTokやYouTubeで情報収集する習慣もない40代、50代のOurAge世代は、いったいどのくらいのスパンでメイクアイテムをアップデートすれば、時代遅れにならずにすみますか?

 

初美:そうですね…。あくまでも私の感覚ではありますが、アイメイクやチークなど、パーツのアイテムはそうしょっちゅう変えずともいいと思います。が! ファンデーションなどのベースメイクは、「年1回のペースでアップデートしたほうがいい」という感じでしょうか。

 

イオ:えーっ! たった1年!?   50代にもなると、1年なんて1週間くらいの感覚なんですけど〜(涙)。

 

初美:まぁまぁ(笑)。というのはですね。特にファンデーションなどは年々、技術が進歩していてすごいんです!

くずれにくさや潤い感、色みの種類など、アップデートがどんどん進んでいるので、その年ごとに変えてみると変化が楽しめますよ!

プチプラのアイテムであれば、年に1回、新作ファンデーションにチャレンジするのは、経済的にもそうハードルは高くないのでは、と思います。

 

イオ:確かに。それに今回、初美先生が私の肌に合わせて選んでくださったファンデーションもプチプラでしたね。そして色は「ペールバニラ」というもの(下の商品情報を参照)。昭和の私、そんなかわいいファンデの色の名称、初めて聞きましたよ〜。

 

初美:そうなんです! しかも、このケイトのクッションファンデーションは、同じケイトの「リップモンスター」というものすごく人気が出たリップの独自技術を応用していて、蒸発する水分を活用して、密着ジェル膜に変化させることで、カラーや質感、潤いの持続力を高めているんです! すごくないですか⁉

 

「赤み肌」の人におすすめのクッションファンデーション&下地

ケイト クッションファンデーション 04 パールバニラ

ケイト カラー&カバークッション  04  ペールバニラ 〈セット価格〉¥2,640(編集部調べ)/カネボウ化粧品

「このファンデーションのカラー、気に入ってます! 初めて自分の肌に合ったものに出会った〜! と思ったほど」(イオ)

 

ウルミナプラス おしろい乳液

ウルミナプラス  生つや肌おしろい乳液  オイルブロック(イエロー) SPF50+・PA++++  ¥1,078/コーセーコスメポート

「プチプラながら、この下地も優秀だった! ファンデーションをつける前に、肌の色が整うという、スグレものです」(イオ)

 

初美:イオさんの場合は「赤み肌」タイプでした。なのでファンデーションは、赤みを打ち消してカバーしてくれる、イエロー寄りのこのケイトのペールバニラを選んだ、というわけです。同時に下地も、赤みを抑え、かつ皮脂を抑えてテカリをブロックしてくれるものを選びました。

 

ちなみに以下は、40代、50代に多い「くすみ肌」の人におすすめのファンデーション&下地です。ぜひ参考にしてください!

 

「くすみ肌」の人におすすめのクッションファンデーション&下地

20231021_ケイト_カラー&カバークッション_02_ケースあり

ケイト カラー&カバークッション 02 フレッシュアプリコット 〈セット価格〉¥2,640(編集部調べ)/カネボウ化粧品

「お疲れ顔をカバーして、とにかく元気な肌に見せたい! という方におすすめのファンデーションはこちら。色みはもちろん、カバー力、化粧もち、保湿力など、どれをとっても◎」(初美さん)

セザンヌ UVUトーンアップベース ピンク

セザンヌ  UVトーンアップベース  ピンク ¥748/セザンヌ化粧品

「ひと塗りでパッと明るく、そして血色感のある肌に仕上げてくれます。UVケア効果もSPF50+・PA++++と最大値! なのに、ノンケミカルなプチプラ下地の逸材です」(初美さん)

 

若見え&脱・昭和メイクには、
下地&コンシーラーの「仕込み」が重要!

 

イオ:40代、50代のOurAge世代はよく聞いたと思うのですが、かつてファンデーションの色は、「肌よりワントーン暗めを選べ」と言われていたんですよ。それは、白い「お面顔」にならないように、だったと思います。白いと顔が大きく見えるし。ただでさえおばさんは、顔デカになってくるので〜。だからファンデーションの色の種類も、オークルの01とか02とか…3種類くらいのトーンしかなかったように思います。

 

初美:確かに、そんな時代もありましたね! 平成中期まではそんな感じでした! 当時の製品では、そういう選び方になっていたのでしょうね。

持論になりますが、私が思うに、美容には、基本的にはみんなに共通の最適解はなく、何よりも自分の肌を自分がいちばんよく研究して、自分に合うものを知り、選んでいくことが大切だと思うんです。

 

イオ:自分の肌を知りながら、合うものを見つける…まさに美の旅ですね! でも確かに、自分の肌の色に合う下地をつけるようになってからは、ファンデーションをのせる前から、肌の色がすでに整っている実感があります。だから、ファンデーションは「仕上げ程度でいい」と思えるようにもなって、ファンデーションを厚塗りすることもなくなりました。

 

初美:おぉ…そこまで実感していただけている!

 

イオ:基本的に、肌のカラーコントロールは、下地で行うのがいいんですか?

 

初美:まさにそのとおり。ファンデーションだけですべてを隠そうとすると、どうしても厚塗りになってしまいがちなんです。なので、ある程度は下地やコンシーラー、トーンアップのアイテムなどを使って整えておくという、「仕込み」が最近のトレンドになっているんですよ。

 

「赤み肌」の人におすすめのコンシーラー

エクエル サイレントグロウ コンシーラー ベージュグロウ

エクセル サイレントグロウ コンシーラー ベージュグロウ 中身

エクセル サイレントグロウ コンシーラー SG02(ベージュグロウ) ¥1,650/常盤薬品工業

「赤みを隠すコンシーラーです。コツは赤みのある部分の輪郭をぼかすように塗ること。赤みのある部分の中央に塗ると、赤みがすぐ浮き出てしまいます」(初美さん)

 

「くすみ肌」の人におすすめのトーンアップ乳液

資生堂 エリクシール デーケアレボリューション

 エリクシール  デーケアレボリューション  トーンアップ  SP+  aa  ¥3,410/エリクシール

 

「高保湿で、ほんのりピンク色になるも色みがつきすぎないので、自然なトーンアップがかなうスグレものです。UVケア効果もSPF50+・PA++++と数値がMAXなのでおすすめ」(初美さん)

 

今どきファンデーション、色選びの法則は?

 

イオ:仕込みに加えて、今どきのファンデーションの色選びについては、何を目安にすれば、初美さんの言う「自分に合う色」を選べるようになるんでしょうか?

 

初美:最近は、色のトーンや明るさだけでなく、ピンク系、オークル系、オレンジ系など、いろいろなニュアンスのファンデーションが増えてきています。そこで私がおすすめするのは、ズバリ次の方程式です!

 

くすみが気になる人&透明感が欲しい人 ➡ ピンク系

赤みが気になる人 ➡ 黄み系、オークル系

 

それぞれお悩みの肌の色を打ち消し、フラットにしてくれます。

 

下地も同様で、

くすみが気になる人 ➡ ピンク系、パープル系

透明感が欲しい人 ➡ ブルー系、パープル系

赤みが気になる人 ➡ グリーン系、黄み系

 

を選ぶといいですよ! くすむ場合は血色感を出したいので、「ほんのり赤を感じさせるピンクやパープル系がいい」と覚えておくとよいです。

 

イオ:かつて覚えた方程式(ワントーン暗い色を選べ)からは、明らかに進化している…!

 

初美:肌悩みから色を選ぶのもいいですし、あるいは「なりたい印象」から、ファンデーションを選ぶのもアリかなと。例えばヘルシーな印象をつくりたい場合であれば、「ワントーン暗めのファンデーション」を選ぶのもいいのかなと思います。ただ、ファンデーションの油分と肌の皮脂が混ざり合って酸化し、夕方頃にはくすんだ印象に見える場合もあるので、皮脂が気になる方の場合は、暗めのトーンは避けたほうが無難かもしれません。

 

イオ:自分に合うファンデーション、下地がそろうと、メイクのテンションが一気に上がります〜。これは、適当メイクで生きてきた私が言うんだからマジ! 50代の皆さんも、ともに頑張りましょう!

 

 

※以上、すべて税込み価格

 

撮影/藤澤由加 取材・文/井尾淳子

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

PR
<前の記事

<前の記事
第3回/50代、ツヤ肌はどう作る? テカリとツヤの違いって何? ギラギラしないベースメイ…

この連載の最新記事

そのメイクの色み、昭和です! 50代はファンデーションと下地選びが「若見え」のカギ!

第4回/そのメイクの色み、昭和です! 50代はファンデーションと下地選びが「若見え」のカギ!

50代、ツヤ肌はどう作る? テカリとツヤの違いって何? ギラギラしないベースメイクのコツを学ぶ

第3回/50代、ツヤ肌はどう作る? テカリとツヤの違いって何? ギラギラしないベースメイクのコツを学ぶ

50代のみなさん、そのメイク、そろそろ“昭和”→“令和”へアップデートしませんか?

第2回/50代のみなさん、そのメイク、そろそろ“昭和”→“令和”へアップデートしませんか?

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル