7月31日(月)〜8月2日(水)に東京ビッグサイトで開催された「ベーカリージャパン2017」に行ってきました。
ベーカリーや洋菓子店向けの素材、レシピ、技術などを集めたエキスポで、140以上の企業が出展。広い会場内には、実演イベントやセミナースペースも用意され、たくさんの飲食関係者の方たちで大賑わい。
この日のお目当てはこちら! MyAgeやOurAgeでも何度かご紹介している、サラヤのブースです。
サラヤと言えば、カロリーゼロの自然派甘味料「ラカントS」。「あれ? いつもの赤いパッケージと違う?」と気づいた人もいらっしゃるのではないでしょうか? ベーカリー、洋菓子店など飲食関係者向けのエキスポなので、業務用の製品が展示されています。
そして今回訪れた目的は、サラヤによるセミナー「ますます進化する低糖質スイーツ」に参加すること。ラカントで低糖質スイーツを作ったフランス菓子「マルメゾン」のオーナーシェフ、大山栄蔵さんとのトークセッションも行われたんですよ。
セミナーは、サラヤ コンシューマー事業本部 マーケティング統括部 学術開発部 部長の吉田智さんによるレクチャーからスタートです。
メディアにも多く取り上げられるようになり、認知度がグングン上がっている低糖質。その効果は学術的にもエビデンスがしっかりしている、と吉田さん。体重コントロールにも、血糖値を上げない低糖質が重要だと語ります。
市販されている低糖質製品の多くが飲料だそうですが、「食後のスイーツを楽しみたい」「甘いものが食べたい」というときに役立てたいのが、自然派甘味料「ラカントS」。プロが使う製菓用として、溶けやすく、再結晶しにくい製品も開発しているのだそう。
いよいよ、大山シェフの登場です! 次のページに続きます。
壇上には、そんな製菓用ラカントで低糖質スイーツを作った、「マルメゾン」のオーナーシェフ、大山栄蔵さんが登場です。フランス菓子界の重鎮のひとりである大山シェフ曰く「スイーツは見た目も味も“美味しい”が大前提」。
当たり前のようですが、低糖質にこだわるあまりに、見た目や味が二の次になっては元も子もないということ。その点、ラカントは砂糖と同じ感覚で使え、レベルが高い低糖質スイーツが作れると太鼓判です。
大山シェフが作ったスイーツは、サラヤのブースに展示され、糖質も明記されていました。「いちごのロールケーキ ヨーグルトクリーム」「くるみのダックワーズ」「シャンティ ショコラ」…。どれも美味しそう〜! これらがすべて低糖質スイーツです!
「フィナンシェは小麦粉ではなくアーモンドパウダーを使っています。砂糖を減らすと喉に引っかかる食感になってしまうため、その分油脂を増やし、生クリームを足して仕上げています」と大山さん。さらに、間に薄く低糖質なバタークリームも挟んでいるのに、糖質は1g以下です!※ラカントSの原料の一つであるエリスリトールは、血糖値影響のない成分のため、有効糖質量としては0として計算しています
「苺のシャンティ」は、薄いスポンジをリング状に巻いて仕上げたとのこと。これぞ、砂糖不使用によるスポンジのふくらみ減少などに対策するプロの技なんですね。試食させていただいたのですが、低糖質とはまったくわからない美味しさです。しっかり甘くてふわふわのスポンジでした。
スイーツが好きという人の中にも、低糖質にもこだわる人が増えている、と大山さん。そんな私たちのために、美味しい低糖質スイーツ製品がもっと増えてきたら、おやつタイムがますます楽しめそうですよね。
「低糖質は世界的にも求められています」とは、吉田さん。グラフは。2015年度の糖尿病人口だそう。健康のためにも、ダイエットのためにも、そしてもちろん、美味しさを追求するためにも、おうちでの食事にはラカントSを上手に活用したいものです。