マイエイジ世代の女性にとって、憧れでありつづける黒田知永子さん。
素敵に年齢を重ねるために、どのような毎日を過ごしているのでしょうか。
今回は、スキンケアにまつわるお話を教えていただきました。
スキンケアの基本は、顔も体も"徹底的な保湿"
シャツ¥46,000/ストックマン(クリステンセンドゥノルド)
シンプルだけど丁寧に、が
日々のお手入れのポリシー
健康的でハリのある美肌の持ち主の黒田さん。実はスキンケアに関しては、「同じものをずっと使うのではなく、気になるものがあったら使ってみる派」。それでもここ数年スキンケアのステップは、自然にシンプルな方向に落ち着いてきたそう。「クレンジングはミルクで優しく、でも丁寧に。酔って帰っても、必ずオフします。清潔な肌にピュアビタミンCのセラムをじっくり浸透させてから、化粧水をたっぷりと」
あとは夏なら美白、冬なら保湿と、季節に合わせたスペシャルケアを施すのが黒田さん流。
「50歳になった頃から、特に心がけているのが保湿。若い頃は真冬にしか気にならなかったのですが、今は、冷房の効いた夏でも気になるときが。乾燥対策だけでなく、肌がしっとりと潤っていれば、シミやたるみの防止にもつながると聞きましたし。とにかく保湿はまめに、が今の私のスキンケアの鍵だと思います」
そんな黒田さんが今お気に入りの保湿アイテムは?
「飽きっぽい私が長年頼りにしているのが、クレーム ドゥ・ラ・メール。日本で展開しはじめた頃から愛用しています。普段のスキンケアはもちろん、風邪や花粉症時の鼻の下に塗っておくと、かさつき予防にも大活躍です」
また、最近のお気に入りはヴァルモンとshiro。
「ヴァルモンは何気なく立ち寄った東京ミッドタウンのイセタンサローネで見つけました。角質層だけでなく真皮にまで働きかけてくれ、お肌がふっくら。私はハイドラ3リジェネティッククリームとセラム、プライムリニューパックを使っています。ちょっと懐かしい感じのリッチな香りもお気に入り。まるで甘酒のようなテクスチャーが驚きのshiroの酒かす化粧水も保湿効果抜群です」
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いい香りのアイテムで
ボディも忘れず保湿
毎晩の日課という保湿は、フェイスだけでなくボディも念入りに。
「いい香りのするボディクリームが大好きなんです。今愛用しているのは、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのボディミルク、レ・ヴィルジナル。仲のいい仕事仲間からの贈り物なのですが、この美しいボトルが洗面所にあるだけで幸せな気分に! 調香師が創業したブランドだから、香りもすごく素敵で、上質なローズの香りに包まれるお風呂上がりが、私の至福の時間です」
Beauty & Health
次回は、黒田さんお手製のお味噌汁も登場、ヘルシーごはんのお話です。
撮影/浅井佳代子 ヘア&メイク/福沢京子 スタイリスト/佐伯敦子
取材・原文/大野智子