インテリアショップでも雑貨屋さんでも、すっかりひとつのジャンルとして定着した感のある「北欧インテリア」。
木のぬくもりや、ていねいな手仕事。それでいてモダンでシンプルなデザイン……そんなキーワードを並べていくと、民芸や無印良品が好きな日本人と、とても共通性があるように思います。
本日12月29日に発売となった『北欧インテリア見本帖』は、2014年~2016年の3年間に雑誌LEEで取材した、フィンランド、スウェーデン、デンマークの家30軒を読みやすく1冊にまとめたものですが、そのまま私たちの暮らしにすっとなじみそうな家具やアイデアでいっぱいです。
1LDK 52㎡のマンションに住む、この2人。古い家具が好きで、唯一気をつけているのが「思いついたら自分たちで動かせるように、あまり大きな家具は選ばない」ことだそう。
こちらのダイニングも、木とモノトーンのバランスが絶妙。6歳の息子がいるとは思えない大人っぽい空間です。
日本でも人気の、白をベースにしたオープンキッチン。ペンダントライトの赤が効いています。
ちなみに北欧では、男性がキッチンに立つのもよくある風景。男女50:50が当たり前なので、「ダンナさんも家事をしますか?」なんていうのは、愚問中の愚問だったとか。
さて、この部屋の手前のベンチやクッションのファブリックに見覚えがある人は、かなりの北欧通。
フィンランドを代表するテキスタイルデザイナー、ヨハンナ・グリクセンのものなのですが、なんとこちらはヨハンナの自宅。
ちょうど10月末~11月頭に都内3か所で「ヨハンナ・グリクセンのある暮らし」というイベントが行われ、来日するほど人気の彼女の家も、いち早くLEEは取材していたのです。リビング以外の、ブルーでまとめたキッチンやシンプルなベッドルームについては、ぜひ本書でご確認ください。
『北欧インテリア見本帖』
価格:本体 926円+税
B5判変型・132P
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