いつもと違うことがしたい。リフレッシュしたい…。そんな時はプチ旅行するのもいいですよね。そこで今回は、岐阜県南部の美濃加茂(みのかも)についてお届けします。
本州のちょうど中央に位置する美濃加茂市。観光名所として江戸時代の面影を残す中山道太田宿などもありますが、今回ご紹介したいのはこちら。自然と静寂に包まれながら石の階段を上がっていくと…
目の前には正眼(しょうげん)寺、そしてその左には日本で一番小さな短期大学、正眼短期大学があります。
「禅」を学べる大学で、僧侶を目指す人のためだけでなく、禅の世界を気軽に体験できる「禅ステイ」なども用意されています。「禅」は、いわば生き方の修行。学生たちと同じように、禅の作法に則った食事や掃除なども体験できるんですよ。
もちろん、座禅を学ぶ時間も。写真は、講師の風神(ふうじん)さん。禅を本格的に学んでいる人は外国人も多いのだそう。確かに、世界的に有名な企業家やプロのスポーツ選手にも、禅の世界に心酔している人たちがたくさんいらっしゃいますよね。
「禅ステイ」は、日帰りの体験コースから4泊5日のフルコースまで用意されています。自分を見つめ直すことで、新しい自分に出合えるかも。貴重な体験ができそうですよ。
次のページでは、美濃加茂の美味をご紹介します。
美濃加茂の美味としてご紹介したいのは、明治26年創業の蔵元「御代櫻(みよざくら)醸造」のお酒です。敷地内の井戸から汲み上げた木曽川伏流水や手作りの麴など原料にこだわり、調和の取れた味わいの日本酒を追求しています。
パンダといえば今ではシャンシャンが大人気ですよね。こちらでは、上野にパンダが初来日した記念として商品化されたパンダ柄の「御代櫻純米カップ」があり、30年以上も愛されているのだとか。初来日のパンダって、ランランとカンカンですよ! 懐かしいですねえ。
そしてもうひとつ、忘れてはならないのが朝廷や将軍への献上品として1000年以上も前から受け継がれてきたという干し柿の「堂上蜂屋柿」。昔ながらの製法で手作りされている希少品ゆえに、知っているけどまだ食べたことがないという人も多いのでは? ジャムと同じくらいの糖度があり、干し柿なのにまるで半生菓子のようなみずみずしさ。濃厚でとろけるような天然の甘みが楽しめます。
実は、2月1日(木)・2日(金)に、東京で初となる単独物産展「岐阜・美濃加茂市すぐれもの物産展」が日本橋プラザビル南広場で開催されます。
今回紹介した「堂上蜂屋柿」は、イベント限定の小ぶりな【優】1個(500円)と大ぶりな【秀】3個入り(2900円)が各日限定50ずつ。御代櫻醸造からは、【ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017】で金賞を受賞した「純米吟醸 あさひの夢」(720ml 1200円)や上記のパンダカップ(180ml 300円)などが販売されます。そのほか、堂上蜂屋柿果肉入りのフィナンシェなども登場するそうです。※価格は全て税込
日本橋プラザビル(東京都中央区日本橋2-3-4)は、JR東京駅八重洲北口から徒歩4分、東京メトロ日本橋駅B3出口からは徒歩1分。東京にいながら美濃加茂の美味しさに出合えるチャンスです♪