製薬会社が作った味噌は、食感がピカイチだった！

「♪ロート　ロート　ロート」のCMソング（懐かしい！）や目薬でお馴染みのロート製薬からなんと、味噌が発売されました！

ロート製薬は、美容と健康にまつわる最新情報を雑誌とWEBで年4回発信しているそう。その媒体「太陽笑顔fufufu」は、「いつまでも元気で充実した生活を楽しんでもらいたい」という思いから2010年にスタートしました。

その読者とのコミュニケーションによって、身近に日常で使える商品を作りたい、という熱い思いが高まったそう。そこで候補に挙がったのが、以前「太陽笑顔fufufu」の企画で読者からの反響が大きかった「玄米」。

確かに、玄米には、食物繊維やマグネシウムといった栄養素がしっかり含まれているので、積極的に取り入れたいところですよね。加えて最近注目されているγ-オリザノールもたっぷり。これは、ポリフェノールの一種で血糖値の上昇を抑えてくれる効果があるとか。2型糖尿病といった生活習慣病の予防や改善が期待できるそうです。

とはいえ、玄米は主食にするにはちょっと面倒だし、独特の食感や風味で家族が嫌がったりする可能性も。そこで、食卓にあがる機会の多い味噌にすれば取り入れやすいのではないか？ということで、この企画が決定したそう。

開発は、有機味噌のトップシェアメーカー（2017年2月日刊経済通信社調べ）のひかり味噌株式会社と共同で。

厳選された有機大豆、有機玄米、塩のみで作られ、添加物は一切使用していないそう。熟練した職人さんが丁寧に丁寧に熟成させて完成。化学物質に頼らず自然界に存在するものの力で生産された食品、という証の有機JASマークもしっかり取得しているので、安心ですね。そもそも、玄米味噌は製造に手間がかかるため流通が少ないもの。なので、質の高いこの味噌はとても貴重ですね。

さてさてそのお味は？

早速、いただいてみました。キュウリにそのままつけて食べてみると、玄米麹の香ばしさと粒々の食感が口の中に広がり、甘みがふぁ～と感じられます。しっかりと濃い味だけれどしょっぱいということはなく、粒々がいいアクセントに。お味噌汁にしてみると、いつもの米麹味噌に比べて優しい甘みが感じられました。あえて味噌は濾さずに入れて、最後に残る食感を楽しむのがオススメです。

付属のレシピブックに掲載されているレシピを試したお客様からこんな声も。

「春野菜の味噌炒めを作ってみました。コクが出ておいしくできました。隠し味になっているようです（30代女性）」

「ミルクリゾットにお味噌を入れるのは意外でしたが、実際に試してみたら味が濃厚になっておいしくできました！（20代女性）」などなど。