ヘアサロンから帰るときは髪質までも美しくなったような仕上がりなのに、自分で乾かすと同じようなツヤツヤにはならない。さらにこの梅雨時は、まとまりにくさにも悩まされがちですよね。
「髪を傷ませないことに徹底的にこだわり、サロン帰りのスタイリングが再現できるようにと開発したのが『復元ドライヤー』です」とは、ルーヴルドーの常務取締役、田中ちか子さん。
実はこの日は、『復元カールドライヤー』の勉強会でした。
従来の濡れた髪を高熱で乾かすのとは違い、低温ながら髪表面の水分を振動によって細かくして風で吹き飛ばして速乾するという〈振動気化乾燥方式〉を採用しているのが『復元ドライヤー』。特許も取得しています。
口コミから人気に火が付き、2015年12月に発売を開始してから既に30万台も売れているヒット商品ですが、「髪に近づけて乾かす」「乾かすときにドライヤーを振らない」など従来とは真逆の乾かし方をすることから、取り扱いのあるサロンで使い方を教わって直接購入するという販売方法になっています。そのため、「聞いたことがあるけど、その実態がよくわからない」という人も多いのでは? この日は、そんな人たちのための勉強会でした。
そしてこちらが今日のメイン、『復元カールドライヤー』です。
ルーヴルドーは、髪をスタイリングするとき、高熱のアイロンなどを使うことで〈髪が傷む〉→〈スタイリングしにくくなる〉→〈さらに頑張ってスタイリングする〉→〈ますます傷む〉という負のスパイラルに陥っている女性が多いことに着目。そこで『復元ドライヤー』の特許構造を採用し、低温でもスタイリングできるよう『復元カールドライヤー』を開発したのだそう。カールドライヤー、若いころに使っていた方が多いのではないでしょうか。こちらの『復元カールドライヤー』は昨年の7月に発売されたそうです。
この『復元カールドライヤー』も、従来のスタイリングツールとは使い方からして違います。次のページへ!
勉強会では、参加者の髪を実際にスタイリングするデモンストレーションが行われました。
まずはサイドの髪を逆方向の上向きにとかします。すると「根元からふんわり立ち上がります」。前髪も一緒にとかすことで、分け目などのクセを矯正するそう。両サイドを上向きにとかしたら、今度は後頭部の髪を上向きにとかします。
次に髪の内側にブラシを入れ、根元から毛先に向かって動かします。写真は向かって右側の髪だけをスタイリングした状態です。ふんわり根元から立ち上がり、ツヤも出ていますよね。
『復元カールドライヤー』でスタイリングしたのが右の写真。ロングヘアも、なめらかサラサラになりましたよ!
カールもキレイに作れて、毛先がまとまっているので髪そのものが美しく見えます。まさに、この状態がサロン級の仕上がりかも!
次のページで、『復元カールドライヤー』について詳しくご紹介します。
ヘアアイロンなどのスタイリングツールは乾いた髪に使うものほど高温となり、120℃くらいになるものも多いとか。「120℃だと髪のたんぱく質を変性させてしまうため、キューティクルも剥がれやすくなってしまいます」と田中さん。
それに比べて、『復元カールドライヤー』はHighで85℃、Lowモードでは70℃と触れるくらい低温になっています。写真は参加者が実際に触り比べているところです。右の一般的なカールドライヤーは「熱くて触ってられない」とのことでした。※他社比較の了承は得ています
そのほか、吹き出し口の手前に、2枚の特殊なセラミックフィルターを搭載し、ブラシの先から育成光線とマイナス電子が放出される仕組みになっているのだそう。育成光線は鍼灸院の治療でも使われているもので、マイナス電子はプラスに傾きがちな頭皮のイオンバランスを整えることでキューティクルを引き締め、髪に潤いをツヤを与える働きが期待できるというもの。
ピンの本数や配列、柔らかさも、ホールド力や毛先へのニュアンスのつけやすさなどにとことんこだわって設計されています。
『復元カールドライヤー』15,700円(税別)
「髪にボリュームを出したい」「ツヤを出したい」「梅雨だとますますアホ毛が気になる」そんな人の救世主になってくれそうなスタイリングツール。トップがふんわりすると、生え際の白髪が目立たなくなるという嬉しい効果も。取り扱いサロンは、下記のホームページで検索できますよ。