「精力的に働いている女性ほど、ご自身の健康と食生活を犠牲にしていることが多いようです」
そう語るのは、日本に予防医療を普及させるために発足したプロジェクト「Luvtelli(ラブテリ)」の代表理事を務める細川モモさん。
2014年より就業女性を対象にした健康調査を実施。その結果から見えてきたのは「オフィスに長くいる人ほど3食をきっちり食べていない」らしく「その分お菓子を食べている」ということだったとか。それが、冒頭の「健康と食生活を犠牲に…」というわけです。
仕事の区切りがつかなくてお昼に行きそびれてしまい、とりあえず空腹を満たそうと簡単につまめるものをポリポリ…。確かに、ありがちですよね。
「欠食すると必要以上に血糖値が上下してしまうため、肥満が増えるというデータがあります。血糖値の上昇を穏やかにするには、きちんと3食を摂り、間食は補食と考えて不足しがちな栄養を補える低GI食品を選ぶのが理想です」
高カカオチョコレートなら食物繊維やマグネシウム、ミネラルも豊富で、しかも低GIなので補食におすすめ、と細川さん。
「ちょっとつまみ食いしても手を汚すことはありませんし、バリバリ食べる音もしないのでエチケット面でも安心です」
ん? 高カカオチョコレートは健康や美容にもいいというのは知っていましたが、低GIでしたっけ??
高カカオチョコレートのGI値を測定!
「GI値とは、Glycemic Index(グライセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇を示す指標。食品に含まれる糖質の吸収度合いを示したもので、摂取2時間後までの血糖値の測定結果を用いて算出します」
GI値について説明してくださったのは、明治 研究本部 技術研究所 健康科学研究部 機能評価2グループ長の夏目みどりさんです。
「GI値の数値は、基準とするブドウ糖溶液を摂取した時の血糖値100と比較したもので、数値が低いほど血糖値の上昇が穏やかだということになります」
ではチョコレートはどうなんでしょうか?
「インターネットで〈チョコレート GI〉で検索すると、GI値91と記されたサイトなどがあります。しかし、論文情報ではGI値40とされています。これらの数値はチョコレートの種類が不明なことから、明治の高カカオチョコレートだとどうなのか、GI値測定の専門機関を有するオーストラリアの大学に測定試験をお願いしました」
果たして結果は!? 次のページへ!
GI値55以下のものが、血糖値を上げにくい低GI食品とされています。
たとえばバナナはGI値51、うどんはGI値55。さて、高カカオチョコレートはどうだったのかというと・・・
専門機関での測定試験で、『チョコレート効果カカオ72%』はGI値29、『チョコレート効果カカオ86%』はGI値18と低GI食品だと認められたんですって!
「『チョコレート効果』には脂質や食物繊維が含まれているため、胃の運動が穏やかになり、ゆっくりと消化されます。また、糖の代謝に必要なインスリンが分泌されることも低GIの理由です」
熊田曜子さんとチョコレートプラネットがステージ上に!
この日のゲストとして、熊田曜子さんとチョコレートプラネットの2人が登場しました。大のチョコレート好きという熊田さんは『チョコレート効果』が低GI値だと知って満面の笑みに!
「高カカオチョコ低GI」をお題に作文にも挑戦。熊田さんは「〈高〉高い意識の〈カ〉間食で〈カ〉カラダ〈オ〉おいしく美しく」ときれいにまとめていました。チョコレートプラネットのお2人はというと…
写真中央の長田庄平さんは「〈チ〉ちゃんとやる〈ョ〉よくばらない〈コ〉これはうまそうなカカオじゃ」と持ちネタの和泉元彌さんのモノマネを、松尾駿さんも「〈低〉低姿勢で〈G〉GANGANやります〈I〉IKKOで〜す」とIKKOさんのモノマネを入れ込みながらの披露。熊田さんも会場内も大爆笑でした。
「毎日の少しの心がけが、この先の自分を作ります」とは、最初に登壇した細川モモさん。これからの間食、もとい補食には高カカオチョコレートを選ぶのが賢い選択と言えそうです。