街の文化・伝統を残しながらも、新たなショッピング施設が次々誕生と、2000年代から進められている日本橋再生計画。この秋には、中央通り、江戸通りの角に「COREDO室町テラス」がオープンすると聞きつけ、メディア向けの体験会に参加してきました。
会場内です。出店するうちの一部の店舗がブースを連ね、商品紹介や試食・試飲を用意。
グランドオープンは9月27日(金)。地下1階〜2階が商業施設となり、31店舗が集結します。日本初上陸や関東初など、他ではお目にかかれないお店も数多くあるとのこと。早速、各フロアごとに気になったお店をピックアップしてご紹介します。
〈2階〉くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド
台湾旅行をする大人のおしゃれ女子が必ず寄るという、大人気の台湾発大型複合書店「誠品生活(せいひんせいかつ)」が日本初上陸! 2階ワンフロアで展開し、書籍、文具、セレクト物販・ワークショップ、レストラン・食物販と4つのゾーンで構成。
台湾茶から作られた香水ブランド「P.Seven茶香水」は、セレクト物販・ワークショップゾーンに。体験会のブースには香水のテスターがフラスコのような容器で用意されていました。
レストラン・食物販ゾーンには、老舗台湾茶荘の「王徳傳(ワンダーチュアン)」が日本初出店。茶師が淹れた台湾茶のほか
ウーロン茶をベースにした特製ドリンクをイートインとテイクアウトで楽しめます。写真は、炭酸ウーロン茶ベースのウーロンカクテル。ウーロン茶が炭酸?そこにフルーツやリキュール?とちょっと味が想像できなかったのですが、さっぱりとしてとても美味しい! こちらでは、台湾茶を学ぶ教室なども開催する予定とか。
注目の台湾老舗ブランドがもうひとつ…。
創業153年の台湾スイーツ店「郭元益(グォユェンイー)」は海外初出店なのだそう。写真は、台湾の定番フルーツを活かした「100%オリジナルパイナップルケーキ」。
台湾式らくがんも人気商品とか。日本のらくがんとは異なり、バターをたっぷり使ったしっとりした食感です。
〈地下1階〉駅に直結した飲食フロア
「三越前」駅・「新日本橋」駅地下歩道に面した地下1階には飲食店が9店舗。写真は、箱根湯本ホテルが展開するベーカリー「Hakone Bakery Dining &Bar」のブース。ダイニングバーも備えた新しいコンセプトの店として登場します。
〈1階〉広場からつながるレストラン&雑貨ゾーン
1階には、雑貨と食のセレクトショップや、大屋根広場と一体化したカフェ&ダイニングなど4つのゾーンで構成。21店舗が集結します。写真は、カウンターメインのビストロ「ONE HAND」の一品。五感で楽しむ料理を提供してくれるとのこと。
会場廊下には、大屋根広場のイメージ画がディスプレイされていました。「COREDO室町テラス」がオープンしたら、日本橋はますます賑わいそうです。