こんにちは、マドレーヌです。
「OurAge」おでかけ女史組で活躍するmidoriさんが、なんと、今年4月に行われたサンフランシスコの桜祭りの舞台に立ちました!
それも、友人と3人でコーラスを披露して、拍手喝采を浴びたとか。
え? 普通の主婦であるmidoriさんが、なぜ?
ちょっと驚くような、勇気の湧いてくるお話を伺ってきましたよ。
こちらが、midoriさんが参加した『「サンフランシスコ桜祭り〜48TH Annual Northern California Cherry Blossom Festival San Francisco, Japantown』の模様です。
実は、midoriさん(下写真の左)、昨年11月に、友人が主宰する歌の会で、三人コーラスグループ「ラ・サクラレイディーズ」を結成。中央と右が友人のリヨコさんとノブエさん。 日本の70~80年代の歌謡曲、ヒットソングを中心に歌っているのだそう。この時期の歌は世界からも「クールジャパン」の一つとして評価されているとか。それを世界に発信し、同世代に元気を与えたいという夢を、midoriさん達は描いています。
「昨年3月末にワシントンD.C.のポトマック川を訪れた時に、まだ寒くて桜がつぼみだったのが心に残っていました。その時にガイドさんから、このサンフランシスコの桜祭りの華やかさを聞いて中学の教科書で『桜の女王』の話がここのことだったと思い出しました。
桜を通して日米親善の歴史があることに深い意味があると感じました。たまたま大相撲1月場所でサンフランシスコの女性と出会い、その時にその大相撲に誘ってくれた友人の伯母さまと従姉妹さんがサンフランシスコに住んでいらっしゃるとのことで、桜祭りのパンフレットを送ってくださったのです」
パンフレットに載っていた出演者募集の記事を見て、3人で思い切って応募。その結果、桜祭りに参加することになったのだそうです。
もちろん、舞台で歌うのですから、歌のほうも本格的なレッスンの開始です。
「トニー有賀先生(サーカス、ハイファイセット、ユーミンなどのプロデュースや歌唱指導、アレンジで知られる)のもとで短期間に特訓を受け、三人で自主練習も頑張りました。もともとのレパートリーはキャンディーズの「年下の男の子」、スリーディグ リーズの「天使のささやき」の2曲だけ。トニー有賀先生に、 「思い出のサンフランシスコ」と「花メドレー」「ミスター・サマータイム」をアレンジしていただきました」
さて、サンフランシスコ・ジャパンタウンは現在アメリカ国内に3カ所ある日本人町の一つです。日本文化や歴史、同時に新しさを感じさせる建物等、見所が数多くあり、季節ごとにイベントが開催されているそうです。
伝統ある「サンフランシスコ桜祭り」には毎年20万人もの人が訪れます。ジャパンタウンには屋台が立ち並び、野外ステージでは日本舞踊や和 太鼓等のパフォーマンス等も行われます。
「4月17日は桜祭り実行委員会主催のフレンドシップ・レセプションがあり、私達は、そこでまず2曲歌わせていただきました。
日本国総領事、ミス桜の女王なども出席されています。 ミス桜の女王の美しい皆様と記念写真を撮っていただきました」
「桜祭り実行委員会会長の岡本さんご夫妻と。 日本からの参加者として感謝状と記念バッジをいただき感動しました」
翌18日が晴れ舞台当日。「ヘアサロンのKABUKI BEAUTYSALONの敬子さんに舞台用に髪をセットしていただきました。とても優しくて素敵な美容師さんでしたよ」
ふんわり髪に仕上がったところで、いよいよ桜祭りの会場Peace Plaza へ。
こちらで、練習を積んできた5曲を熱唱。
「30分の私達『ラ・サクラレイディーズ』の舞台にたくさんの観客がいらしてくださって感動しまし た。カリフォルニアの真っ青な空のもと、桜のピンクの美しいステージのところで歌うことができるなんて夢のようでした。声楽を愛していた亡き母を思い出して 天国で喜んでくれていた気がしました」
「地元のメディアの方など舞台の上で写真を撮っていただきました。三人の力を合わせて出来たことにとてもうれしくなりました。 一人では思いつくこともなかったことでしょう」
衣装から着替えて歩いていると「とても素晴らしかった。写真を一緒に撮って」と声を掛けられたそうですよ。
会場には、たくさんの屋台が出ていて楽しそうです。
日本のアニメのコスプレをした若者達も。
「日本のアニメはこちらでも大人気なのだと実感してうれしくなりました。改めて日本文化の素晴らしさをかけがえのないものに感じました」
「東日本大震災の被災地へは、サンフランシスコをはじめ全米の日系人や米国国民の皆様から多大なるご支援と義援金をいただいたそうです。この桜祭りでも義援金の募集が行われていました。日本人として感謝の気持ちでいっぱいになりました。サンフランシスコ桜祭り実行委員会の皆様、北加会会長、関係者の皆様本当にありがとうございました。歌の通りの『思い出のサンフランシスコ』」にまた訪れたいと思っています」
最後に、midoriさんから、大人世代に向けたメッセージです。
「私たち世代が、 おでかけをもっと楽しむためのコツがまた一つわかりました。一緒に何かを楽しめる友人を持つことだと思います。その一つが私にとってはコーラスでした。なにか、 新しいことを始めてみませんか?」
Tony’s Music Institute
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サンフランシスコ桜まつり
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