爽やかな泡、ほんのりした甘みで飲みやすいと好評の、松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒。アルコール分5%だから、お酒に強くない女性にも人気です。
ひとりで、友人と、夫婦で、親子で……いろいろなシーンで楽しめます。
OurAgeで人気コラムを連載中のOurAgeライターも、それぞれの方法で「澪」を楽しんでいるよう。
どんなシーンで、どんな人と楽しんでいるか。なぜ「澪」を選ぶのか。
「澪」の魅力の秘密を、4回連載でお届けします。
第2回に登場するのは、「ドクター通信」で、コラム「Dr.杉野の体内美人化計画」を連載中の杉野宏子さん。
美容外科・美容皮膚科の「青山エルクリニック」院長。OurAgeの連載では自らの糖質制限体験を語ったり、毎朝作るアンチエイジングジュースのレシピを教えてくれたり。美と健康に携わるドクターの視点と、悩み多きOurAge世代の目線。その2つの観点を踏まえて書かれるコラムは、とても説得力があります。
杉野先生がお酒を楽しむお相手は、結婚25年(今年は銀婚式!)を迎えた夫のトニーさん。
「いつもは家で、夕食を一緒に食べながら飲みます。食事が終わった後は、2人で好みのお酒を、またちびちび飲む感じかな」。
今日は特別に、2人でデートということで、赤坂にニューオープン、今、注目のフレンチレストラン「FURUYA」にお出かけいただきました。
さて国際結婚のお2人、出会いはいったいどんな感じだったのでしょう?
杉野宏子先生(以下、H) 最初に会ったのは台湾の空港。トランジットのときに食事をしてたら、偶然同じテーブルになったんですけれども。
トニーさん(以下、T) 当時、ヨーロッパから日本へ来る安い航空便は、南回りで台湾経由だったよね。
H 私はオランダに観光に行った帰り。彼は出身のイギリスから、オランダで乗り換えて日本に来るところだった。同じ便に乗ってたんだけど、レストランで初めて一緒になって。そして台湾から羽田に行く飛行機に乗り換えたら、なんと隣の席だったの。
まるで映画のような出会い。トニーさんは貿易関係の仕事で来日したのですが、ほぼ日本語がわからない状態でした。「サヨナラとフジヤマ、ハラキリくらいかな?」とご本人も苦笑するくらい。そこで「困ったことがあったら、どうぞご連絡ください」と杉野先生が申し出たことが、お2人の運命を変えることに。
運命の出会いの後、2人は……!?
T 最初はね、電気料金の払い方がわからない、とか本当に困ってて。知っている日本人もいなかったし、いろいろ手伝ってもらって、それから……。出あったのが1983年。結婚したのは1990年でした。
H 長距離国際恋愛の末に、国際別居結婚でした(笑)。
T 結婚したとき、私はヨーロッパにいた。彼女は日本。ちょっと変わってる(笑)。
H 本当に、私ってなんて勇気があるのかしら(笑)。
経歴も仕事内容も、まったく違う2人。トニーさんは出張が多く、日本に住むようになっても単身赴任の期間も長かったそう。「結婚しても一緒に住まない、ヘンな夫婦」と、杉野先生は笑います。でもとても仲よし、そしてトニーさんが流暢な日本語で喋る、喋る。
H 彼は日本語の学校に通ってたんですけれども、語学は得意なはずなのに、日本語は難しかったみたいで。「こんなに勉強しているのにまだ喋れない」って、ものすごく怒ってたの。で、ある日突然、「もうこれからは日本語しか話さない」って宣言。覚えてない?
T 覚えてない(笑)。ドイツ語、フランス語は大丈夫だったのに日本語はすっごく大変だった。
H それから何でも日本語で話すようになって。それで彼はどんどん日本語が上手になるのに、私は英語のレッスンができないの(笑)。そこは英語で話してもいいんじゃない?っていうところまで、日本語で話すので。
こんなお2人は、お酒好きなところも一致しています。
T 食事のときは、まずビールね、その後は日本酒とかワイン。
H 私たちの共通の友人のアメリカ人も、最近は日本酒が好きね。とっても詳しい。
さてそこで、料理に合わせて松竹梅白壁蔵「澪」を飲んでいただくと……
H 軽くて甘いですね、でも日本酒特有のいい香り。
T 普通の日本酒とは違うけど、これもおもしろいね、フルーツの香りがしていい。
H キリっと冷やして飲むといいですね。繊細な泡がいい感じです。
「澪」を飲みながら、どんどん会話が弾んでいくお2人。
T 友人のカップルを見ていても、話さないカップルもいるけど、ウチは話さないことはない。何でも話すよね(笑)。サッカーのこと、バレーボールのこと、ニュースのこと……。幅広い話してるね。2人ともいろいろなものに興味があるから。話はしやすいね。
H 夫婦の会話に、お酒は潤滑油になってるんじゃないかしら。
T お酒を楽しむことを2人で楽しめるのはいいね。
H 仲がいいって言われるけれど、私たちは友人というより、同志だと思います。30数年間ずっと一緒に過ごしてきて、いろいろ闘ってきたこともあるし、お互い助け合ってきたこともある。
T 子供が独立して家を離れたら、また2人の時間が増えるね。そしたらまたいろんな話ができるね。
撮影/菊地和男
撮影協力/Furuya augastronome
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