爽やかな泡、ほんのりした甘みで飲みやすいと好評の、松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒。アルコール分5%だから、お酒に強くない女性にも人気です。
ひとりで、友人と、夫婦で、親子で……いろいろなシーンで楽しめます。
OurAgeで人気コラムを連載中のOurAgeライターも、それぞれの方法で「澪」を楽しんでいるよう。
どんなシーンで、どんな人と楽しんでいるか。なぜ「澪」を選ぶのか。
「澪」の魅力の秘密を、4回連載でお届けします。
第3回に登場するのは、連載コラム「私の好きな器と食」が好評な松田美智子さんです。
「私にとってお酒は、食事を楽しむためのもの。なので、料理のジャンルや味に合わせて、お酒の種類を変えています」という松田さん。「澪」を口にした感想は、「ほんのり甘くて、適度に炭酸がきいていますね。これは女性が好きな味。きりっと冷やせばこっくりとした料理に合いそうですし、甘みの相乗効果を狙ってフルーティーなメニューに合わせるのも良さそう。デザートのような感覚で、食事の最後に飲むというのも一案ですね」
「澪」の軽やかな味わいは“食事のパートナー”にぴったり。個性の強いソースや調味料の味とケンカすることなく、しっくりと寄り添ってくれそうです。
今回、「澪」を楽しむためにと松田さんが考案してくださったのは、この時期にふさわしい蒸し鍋料理。根菜を中心に野菜をたっぷりと使っていてヘルシーなのも、OurAge世代にはうれしいかぎりです。
<蒸し鍋>
里芋は皮をむき、れんこんは皮をむいてから乱切りに。にんじんは縦半分にカット、青ねぎは葉先を落としておく。これらの野菜全体にオリーブオイルをからめておく。
薄口醬油と酒、生姜汁で下味を付けた豚ばら肉でえのき茸を巻く。鍋に水と酒を入れ、蒸し板をしてから火にかけ、沸騰したら蒸し板の上に食材をのせてふたをし、約10分蒸す。
「根菜類は、おいしくて、食感が楽しくて、腹持ちもいい優秀食材。カロリーが気になる世代には、積極的に活用して欲しいですね。まずは、シンプルに塩とオリーブオイルだけでどうぞ。素材そのものの味を感じられると思います」。蒸すことで甘みが増した野菜たちのおいしさが、口の中にじんわりと広がります。
ここで、「澪」を一口。口の中がさっぱりしたところで、今度はソースをつけていただくと……。ほどよく辛味のきいたソースの効果で、先ほどとはまた違った味わい。「今回用意したのは、生こしょうとオリーブオイルのソース、サワークリームと味噌、ゆず胡椒のソース、そして、しし唐醤油の3種類。『澪』といっしょにいただくなら、完全な和食ではなく、アレンジを加えたものも合うかと思って」。確かに個性の強いソースとの相性がいいのも、発泡性のある「澪」ならでは。お料理とお酒のマリアージュを実感!
蒸し鍋というシンプルなお料理に、工夫を凝らした3種類のソースを添える。こんな風に“ひと手間”をかけることで、食事の時間がぐっと楽しく、豊かなものに。「野菜にしても、切り方ひとつで見た目も味も変わってしまいます。同じ切るなら、少し手間をかけてでも、おいしそうに見える方がいいと思いませんか?」。
なるほど、今回つくっていただいた蒸し鍋も、野菜はあえてゴロッと大きめにカット。にんじんは輪切りにしがちなところを、縦半分に切ることで、食材を並べた時のアクセントにもなっていると同時に、食感も印象的に。「今は、料理に限らず何でも効率重視で、より簡単に、手をかけないことを追い求めているような気がします。それは、とても味気ないし、寂しいと思います」
ここ数年、仕事で地方の名産品に触れる機会が増えているという松田さん。生産量が少ないため広く流通せず、生産地でしか消費されない食材の中には、はっと驚かされるようなおいしいものがたくさんあるのだとか。
「生産地を訪れるとわかるんですが、どの食材もていねいに、手間を惜しまず育まれているんです。その努力たるや、大変なもの。食に携わる者として、こうした素晴らしい食材の魅力をみなさんに知っていただき、買い支えていきたい。小さな力ではあるけれど、それで生産者の方々が安心して生産を続けていかれれば、何よりうれしいですね」
食材を慈しむその気持ちが、料理にも反映されるのでしょう。松田さんの手がけるメニューは、どれも食材のパワーを最大限に引き出すためのもの。それを口にすると、元気に、そして、幸せな気持ちになります。
食事の時間を、もっと豊かに、楽しいものに。そのパートナーとして、どんな料理にでも合う「澪」を選んでみませんか?
撮影/菊地和男 取材・文/村上早苗