こんにちは! チーム「健活」のノンコです。
3月1日に発売になったムックMyAge春号では、以前から巷で話題にのぼっている2大健康食、「酢タマネギ」と「豆乳ヨーグルト」の実力を検証!
どんな健康効果があるの? どんな風に作ればいいの? 普段私たちが作る料理にも応用可能な、アレンジレシピのアイデアも。その魅力をギュッと凝縮して紹介しています。
ここでは、食べてすぐにその効果を実感できると評判の、「酢タマネギ」をクローズアップ。
「酢タマネギ」は、玉ねぎと、酢、はちみつ、塩で作ります。
酢タマネギを開発した村上祥子さん(料理研究家、管理栄養士)のレシピによれば、作り方はかなり簡単! ざっと説明すると、下記のような手順になります(材料の分量や、より詳しい作り方は、ムックMyAge春号のP148をご覧ください)。
<作り方>
1 玉ねぎを薄切りにして、ボウルに入れる。
2 酢、はちみつ、塩を混ぜたものを鍋に入れて、火にかけてひと煮立ちさせる。
3 1に2を注ぎ、玉ねぎがしんなりするまで30分ほどおく。その後、ふた付き容器に移し、冷蔵する。
村上祥子さんによると、「私のレシピは、甘酢をかけるので漬け込み時間が短縮でき、すぐ食べられるのが特徴です。また、くせがないので和洋中さまざまな料理と相性がよく、さらに旨味と甘味が豊富なので、塩分を控えることもできます。冷蔵で1カ月、冷凍で2カ月保存できるので、まとめて作っておくと便利です」。
その通り、作ってみると、ちょっとの手間ですぐに出来上がるので、料理が苦手な人、時間がない人でも大丈夫!
「私は長年糖尿病の方の栄養指導をしています。35年来の糖尿病で指先が紫色になり悩んでいた方に、酢タマネギを届け続けたところ、みごとに改善。ほかにもさまざまな成人病や不調に効果が見られます」と、酢タマネギの健康パワーを語る村上祥子さん。
村上さんは、食べることで体調がよくなる玉ねぎの機能性に着目し、糖尿病、生活習慣病の予防・改善のための、さまざまなレシピを提案してきました。その村上さんが考案した「酢タマネギ」を使ったレシピの中から、ムックMyAge春号では下記の3つのアレンジレシピを紹介しています(材料や作り方は、MyAge春号のP148に載っています)。
どのレシピも、酢タマネギが他の食材と自然になじんでいておいしい! そして、酢タマネギのパワーで、食べた後は体がポッポッと温かくなり、血行が良くなっているのを実感できます♪
●もやしと酢タマネギのサラダ
●マグロの酢タマネギたたき
●酢タマネギ入りエビグラタン
医師・周東 寛先生(南越谷健身会クリニック 院長)も、「酢タマネギ」を推奨。
「私のクリニックでも、実際に、酢タマネギを患者さんに食べてもらって、効果測定をしました。酢タマネギ以外は通常の治療で、食事に酢タマネギをプラスしただけの臨床試験です。結果は私の想像以上。血糖値や高血圧に、特に大きな改善が見られました。動悸やイライラが改善し、血糖値に問題がある患者さんの9割が改善するという驚きの結果でした」(周東先生)
周東先生によると、「玉ねぎは、硫化アリルという成分により、血液サラサラ効果があり、血栓予防や血管を広げる効果も。ケルセチンやグルタチオンは、強力な抗酸化作用で血管をしなやかにします。血液や血管改善のための野菜と言っても過言ではありません。一方、酢も血液サラサラ効果があり、疲労回復にもよいです」。また、“陽”の食材である玉ねぎと“陰”の食材である酢を合わせることで、マイナス面がなくなって食べやすくなるのだそう。「玉ねぎと酢は、お互いのよい面が体内で働くという、奇跡的な組み合わせなのです。私は20年、毎朝食べていますが、頭皮の抜け毛がなく、筋力もつきます。血液循環がよくなるんですね」(周東先生)
食べればわかる、「酢タマネギ」のパワーと効果。ぜひ試してみてくださいね~!
撮影/工藤睦子 スタイリスト/中野径恵 料理製作/伊藤朗子 取材・原文/島田ゆかり
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