こんにちは。暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
夏バテで、だるいよー眠いよーと弱音をはいていたすけやんですが、
そんな気だるさを吹き飛ばしてくれる名著に出会ってしまいました!
大人は「近目美人」より「遠目美人」 鈴木ハル子 講談社 1200円(税別)
この美しい女性、ご存知でしょうか。
有名な外資系化粧品ブランドの広報を長年務められていて、
美容業界では知らぬ者がいないほどのレジェンドでいらした鈴木ハル子さんです。
今年の4月に定年退社されたのちも、トータルビューティアドバイザーとして活躍されています。
あらゆる人に慕われて、年齢を感じさせずいつも若々しい「ハル子さん」、
すけやんももちろんファンのひとりです♪♪
こちらの本では、長年の経験を通じて気づいたことや
日々の心がけを惜しみなく披露してくださっています。
美容に関する話題はもちろん、洋服や暮らし、人間関係のコツにいたるまで。
キーワードは、タイトルにもある「遠目美人」。
自分自身を客観的に、俯瞰で見ること=遠目と表現しています。
俯瞰で見る力、とは「気づく力」のこと。
年を重ねると、厳しいことを言ってもらえる機会が少なくなるからこそ、
自分が自分のメンターになって、気づく力をもつことが大切、とハル子さんは語ります。
とはいえ、「気づくこと」って難しいですよね。
でも
「誰もが若いうちに気づいて正しい選択ができるなら、そんなに素晴らしいことはないけれど、
それでは、人の痛みや人生の機微は理解できないんじゃないかって。
その年齢になって初めてわかることもある。その年齢にならないと見えないものもある。
後悔も反省も含めて、人間として、女性としての深みは、小さな気づきと、
もっと先の自分を目指すための心がけや努力がつくるんじゃないかって。
美しさはあくまで、その結果」
とハル子さん。
なんて優しく強いお言葉。
OurAge世代の私たちには特に響きますよね。
「ああ、もっと前に気づきたかった」としょっちゅう後悔しているすけやん、救われました・・・!
確かに、ハル子さんは輝かしいキャリアをもつ素敵な女性ですが
その陰には、常に自らを律して、
日々コツコツと磨いてきた努力があるのだなと気づかされました。
そして、私達はその姿勢を見習うことができるはず。
すけやんも、まずはこの本をメンターに、居住まいを正して
美の習慣を積み重ねていきたいと思っています!