あなたの聴力は大丈夫?「自分の耳の遠さ」をチェックするアプリ
4月2日から始まったNHK Eテレ「ゼロから始めるデジタル講座〜くらしのタブレット」 に講師役でレギュラー出演させていただいている。
この番組は、初心者の方が実際の生活シーンでタブレットを使いこなせるように、様々なアプリの使い方を紹介していくもの。生徒役は俳優の西村雅彦さんとタレントの松本伊代さん。
毎回テーマがあり、扱うアプリは地図や検索、SNS、テレビ電話、健康管理、料理、お絵かき、ピアノなどなどバラエティに富んでいる。
先日第三回目の放送が終わったところだが、おかげさまで好評のようで、番組テキストは早くも増刷がかかったとのこと。大きな役割をいただいた身としては、ちょっとほっとしている。生徒役のお二人の魅力に加えて、難しく感じがちな「タブレット」という新しい端末を「暮らしに活かす」「自分の生活に取り入れる」という切り口が、いま求められているのだと感じている。毎回複数のアプリを取り上げているが、「えー、こんなのあったんだ、知らなかった」というものもたくさんあるはずなので、番組を見ていただけると大変うれしい。
今日はその中から、番組スタッフの間でもウケた「耳年齢チェック」というアプリをご紹介する。
「モスキート音」と言われる「キーン」という高い周波数の音は、歳をとればとるほど聴き取りづらくなっていくものらしい。それを利用して、耳年齢をチェックする、というもの。
再生ボタンを上から押していって、聞こえなくなるポイントがあなたの「耳年齢」ということだ。
ちなみに私は14000Hzまでは聞こえたけど、15000Hzは全く聞こえなかった。つまり耳年齢は40歳代ということで、実年齢より少しだけ若いが、ほぼ年齢と同じと考えていいだろう。
15000Hzでも無音にしか感じないのに、17000Hzなんて、ほんとに聞こえる人いるの?と疑いたくなる人も多いと思う。そういう方は、ためしに家族や職場で、若い人に聞かせてみてほしい。収録スタジオでも、若いADの方に聞かせてみたら「普通に聞こえます」とのこと。
自分の耳が遠くなっていることに軽いショックを受けるかもしれないけど、老化防止はまずは自覚から。無料アプリなのでぜひやってみて。
耳年齢チェック iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/er-nian-lingchekku!iphone/id426355372?mt=8
※「くらしのタブレット」の放送は、Eテレで毎週水曜夜9時半から、再放送はNHK総合で翌木曜朝10時15分からです。