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脳にも美容にも効く「卵」を味方につけよう!

黒川伊保子(くろかわいほこ)

黒川伊保子(くろかわいほこ)

人工知能研究者・脳科学コメンテーター

1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒。富士通ソーシアルサイエンスラボラトリにて、人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社勤務、民間研究所勤務などを経て、2003年(株)感性リサーチを設立、同社代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発し、マーケティング分野に新境地を開学した感性分析の第一人者。その軽妙な語り口が好評を博し、年間100回を超える講演・セミナーを行う。著書に『恋愛脳』『夫婦脳』『家族脳』(新潮文庫)、『日本語はなぜ美しいのか』(集英社新書)、『英雄の書』(ポプラ社)など

http://www.ihoko.com/

前回は、血糖値の乱高下が脳に悪影響、ということをお伝えしました。

寝しなのスイーツやアルコール、ブラックコーヒーとパンだけの朝食は、ぼ~~っとしたアタマをつくってしまいます。では、何を食べればいいのか?

 

ずばり、おすすめは、

卵!

黒川-3-egg

 

卵は、脳が必要とする栄養素を、ビタミンC以外、すべて含んでいる完全栄養食品。タンパク質や脂質をはじめ、カルシウムやリン、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミン、葉酸も入っています。タンパク質に関していえば、必要不可欠な必須アミノ酸9種類がバランスよく含まれています。

黄身の主成分はレシチンとコレステロールで、これはまさに脳の材料。白身には、豊富なアルブミン(アミノ酸の一種)が含まれています。アルブミンは、生命力の源とも言われるアミノ酸。卵は、命をはぐくむすべてを持っているのです。

 

「卵は一日一個まで」と思い込んでいる人が多いのですが、これは意外にも都市伝説。

 

2014年、アメリカ政府は、食品のコレステロールについて摂取制限はいっさい不要という見解を出しました。

日本で長らく悪者扱いされてきたコレステロール、実は脳が大量に必要とする栄養素。神経線維を守って、電気信号の減衰を防ぐ役割があるのです。逆に言えば、コレステロールが足りない人は、神経信号が減衰してしまうので、脳がスッキリ働かない。行動が緩慢で、同じ話を繰り返したり、話の骨子がつかめない、という事態が起こるのです。

ちなみに、認知症の人には、高い確率で低コレステロール症が見受けられます。

 

黒川伊保子さんは、毎日卵を3個以上、食べ続けています。

当初の目的は脳の老化防止でしたが、4年経った今、中程度の脂肪肝が完治し、体重が10キロ以上減り、70代と診断されていた骨強度は30代になり、薄毛も解消して、身長も1センチ伸びたそう! さらにお肌もつやつやで、スタミナもアップ!

 そう、

卵3個生活は、アンチエイジングにも効く

のです。

考えてみれば当たり前。肌や骨や髪の材料であるアミノ酸を豊富に摂取することは、アンチエイジングの基本中の基本。

 

ちなみに、黒川伊保子さんの朝は、卵とトマトのスムージーで始まります。

ヘタを取ったトマト1個にオリーブオイル大さじ1、塩、生卵1をミキサーにいれてがーっとまぜるだけ。やさしいオレンジ色のスムージー。

黒川-3-drink

塩は、必ずマグネシウムやカリウムなどミネラル成分の入った天然塩で。

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さらに、オムレツか目玉焼きか温泉卵か卵ご飯で、卵を追加しているそうです。

 

では、夜おなかが空いてしまったときの卵メニューは?

肉より魚より卵がおすすめな理由は?

さらなる脳のメンテナンス方法は?

 

 

気になった方は、ぜひ本書を!

 

黒川伊保子さんの新刊

『「ぐずぐず脳」をきっぱり治す! 人生を変える7日間プログラム』

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黒川伊保子著

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黒川伊保子プロフィール

黒川伊保子(くろかわいほこ)

人工知能研究者・脳科学コメンテーター

http://www.ihoko.com/

 

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