今年、創業450周年を迎える東京西川。10月6日(木)〜9日(日)に、これを記念したイベントが東京ミッドタウンで開催されました。
イベント初日のプレス発表会では、東京西川 代表取締役社長、西川八一行さんから「科学的な視点での“眠り”の検証といったファンクションだけに留まらず、今後はファッション性も高めた商品も展開していく」との挨拶が。
そこで今回、ファッションデザイナーの滝沢直己さんをアーティスティックディレクターに迎え、西川ダウンを贅沢に使用した記念アイテムが誕生!
「昔と違い、今は服だけではなくライフスタイルや自己表現もファッション。その根本にあるものをデザインしたかった」と、滝沢さん。東京西川には伝統的な織物からハイテクなエア素材など、今まで扱ったことがない貴重な素材も多く、嬉しい驚きに満ちた創作だったようです。
写真は、ジャカード織機で丁寧に織り上げたシルク生地、中綿にはアイスランディック・アイダーダウンを使用した「夜着」で、300万円(税別、以下同)。限定4枚で販売されたものです。
ステージ上には、女優の木村佳乃さんが登場です。
「『真田丸』の時代から創業しているとはビックリです。長く続けられてきた秘訣とは?」という木村さんの問いに、「変革し続けることです」と西川社長。
そして木村さんが着ているのは、記念アイテムの「アイスランディック・アイダーダウンベスト」。軽くて温かい着心地、エレガントなデザインが気に入ったというコメントには、「スクエアなカットながら立体的。中に柔らかなダウンが入っているからこそ実現できた」と滝沢さん。こちらは40万円で、9枚限定での販売でした。
もう1人、レスリング日本代表としてリオデジャネイロオリンピックで活躍した吉田沙保里選手もお祝いに駆けつけました。
「アスリートにとっても質の良い睡眠をとることはとても重要」という吉田選手に、西川社長からアイスランディック・アイダーダウン羽毛合掛けふとんのサプライズプレゼント! なんと、250万円だそう。「昨日誕生日だったんです!」と大感激してましたよ。
創業450周年の記念アイテムは、期間限定で東京ミッドタウンのアトリウムで展示販売されました。東京西川の伝統と革新、そして新たなる挑戦という3つの側面が表現された空間は、今までとはひと味もふた味も違う、新たな魅力に溢れていましたよ!