精緻な技術で生み出されるグッドデザインの製品に定評のある老舗の耐熱ガラスメーカー、ハリオ。手にも暮らしにも馴染む道具の中から、今の時代に必要なアイテムを2点ご紹介します。
酸化を防いで風味をキープ。かけすぎも軽減!
話題の生しょうゆはおいしいけれど、メーカーの容器のままテーブルに出すのはいやだし、普通の容器に移し変えると味が落ちる、とあきらめていた方におすすめなのがこちら。密閉式のふた栓が空気を遮断するので、中身が酸化しにくく風味を保ちます。ふたの天面を押して注ぐから手軽で、量を調整しやすく1滴ずつたらすことも可能。気になる、かけすぎも軽減できます。デザインがいいので、うす口しょうゆや酢を入れて並べても。容量180㎖。
振り出す量を加減できる保存容器
小さじ½マークを下に向けて振り、起こすと内ぶたに適量が。オーバーキャップで分量確認も
塩や砂糖は使用頻度が高いだけに、料理の楽しさも左右するのが保存容器。探していて、ようやく出会ったのが、このストッカーです。ふた穴の形状は、振り出す量を加減できる3タイプ。少量なら3つ穴、多めに出すなら大きな口、そして何といっても小さじ½の計量ができる口が画期的。オーバーキャップの裏にいったん出せば調理中の湯気でしける心配がいらず、顆粒調味料やドライハーブにも便利。容量(塩の場合)100g。
撮影/山崎 誠 スタイリスト/本瀬久美子
取材・原文/高井法子