「美&元気」をめざすOurAge読者なら、外食よりも栄養バランスを考えて作れる手作りごはんの方が体にいいって思っているはず。そうはいっても、仕事などで忙しくて、毎日手作りはタイヘン・・・そんな時に活躍してくれるのがストックおかず。
夏梅美智子先生著作「ストックおかずの知恵」より、お役立ちレシピをご紹介していきます。
「まとめ野菜」ストック
野菜をもっと食べたい、いっぱい食べなくちゃ、こんな声をよく聞きます。でも、いつもサラダや炒め物でメニューが限られてしまうし、毎日野菜を用意して、切ったりゆでたりするのは考えてみるとけっこう大変!
きっと、もっと賢い方法があるはず。そう思って、夏梅美智子先生にヘルプメール。
「野菜をいっぱい、もちろんおいしく、それから楽に食べたいのね。そんなの簡単よ!」
夏梅先生からはうれしい返信メール。
それは、野菜をまとめて調理してストックすること。小松菜やもやしも、きゅうりやかぼちゃも、まとめ調理でストックしてみます。
今回は、小松菜の煮びたしストックの作り方ご紹介します。
【小松菜の煮びたしストック/作り方】
ビタミン豊富で人気の高い小松菜。
でも毎回大きなお鍋を用意して加熱ではちょっと大変。
だから、まとめて火を通すのがコツです。
小松菜はアクが少なく水分がよく出るので、味つけはしょうゆと酒、塩だけ。
この煮びたしストックがあれば他の具を加えてメインの野菜料理に肉類と一緒に炒め物に。卵をのせてどんぶりにするのもいいですね。
●ストックの作り方●
保存
冷蔵庫で2〜3日
密閉容器、または保存袋を使用
材料(作りやすい分量)
小松菜 2束(1束約300g)
a 酒:大さじ2 しょうゆ:大さじ1/2 塩:小さじ1/2
作り方
1 小松菜は根元を切り落として4㎝長さ に切る。
2 鍋に1の茎の部分を入れてaを注ぎ、中 火でときどき混ぜながら、しんなりするま で3〜4分、火を通す。
3 葉の部分を足し、全体をさっと混ぜ合 わせて、味をしみ込ませる。
次回は、小松菜煮びたしストックを使った「油揚げとじゃこ入り煮びたし」のレシピをご紹介します。
撮影/野口健志 スタイリスト/肱岡香子
「ストックおかずの知恵」(集英社刊)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-333119-0&mode=1