炭水化物抜きダイエットが話題の昨今、ミーナも自炊ではご飯抜きのことが多いのですが、主食がないとやっぱりちょっと物足りないですよね。主食を食べても太りにくい秘訣を、プロに聞いてみました。
「しっかり食べても太らず、パワフル! 」の秘訣を料理家に聞きました
賢い【主食】の選び方&とり方
近年、ご飯やパンといった穀物系メニューは、肥満が気になる女性からちょっと嫌われがちですが、本来穀物は、人間の活動のエネルギー源となる大切な主食。
食のプロは賢く主食を食べ、美と活力をキープしているようです。
ここでは、食のプロ3名の【主食】に対する考え方とおすすめレシピをご紹介します。
料理研究家 ウー・ウェンさんおすすめの、消化のよいお粥のレシピをご紹介します。
朝は穀物で胃腸を動かし、エネルギーを素早くチャージ
胃腸の疲れが気になるときは、
消化がよくて量も控えられるお粥を
食物繊維や種々のミネラルを含むきびを加え、食感とともに栄養価もアップ!
乳酸菌豊富なザーサイを添えれば腸の調子も整えてくれます。
きびと米の二色粥
■材料(2人分)
きび½合 白米½合 水5カップ
■作り方
❶きびは軽く洗い、米はとぎ、水気をきって鍋に入れます。
❷水を加えて火にかけ、米が鍋底につかないようかき混ぜながら、沸騰させます。
❸沸騰したら弱火にし、ふたをして30分煮る。さらに中火にして5~6分煮ます。
ウー・ウェンさん Wu Wen
profile
1963年生まれ。料理研究家。北京に伝わる家庭料理を日本の素材で手軽にできるレシピで紹介。シンプルかつ体に優しい料理として人気を呼んでいる。近著に『ウー・ウェンの太白&太香ごま油でもっとおいしく』(高橋書店)
次回は、同じくウー・ウェンさんの食物繊維とミネラルたっぷりのご飯レシピをご紹介します。
撮影/板野賢治 取材・原文/瀬戸由美子