スタイリッシュで機能的!
「目利き世代」のおしゃれ家電
9月に入って、すっかり秋らしい気候になってきましたね。ミーナです。
毎年この時期になると、にわかに盛り上がってくるのが家電業界。年末商戦を前に、新製品が次々と登場してくるシーズンなのです。そして私、ミーナの元にも、パナソニックから新製品発表会の招待状が。どうやら、従来のイメージを超えた〝新コンセプト〟の家電シリーズが登場するらしいのですが、どんな商品なのかは謎。これは気になる……。というわけで、さっそく行ってきました!
今回の家電シリーズのターゲットは、〝目利き世代〟。モノの本質を見極めることに長けた経験豊かな世代が、本当に「欲しい!」と思うのは、どんな家電なのか。この新シリーズの開発には、パナソニックさん、かなり本腰を入れて取り組んでいます。なんと丸2年もかけ、のべ3万人もの消費者を徹底的に調査したのだとか。そこから生まれたのが、
「Jコンセプト」シリーズ
〝ジャパン〟のJと〝上質〟のJから名付けられたというこの新シリーズのコンセプトはズバリ、
「ニッポンの心づかいと美意識をかたちに」
モニター調査から得られた「機能とデザイン、どっちも大事」 「家電もインテリアのひとつ」といった声に耳を傾け、暮らしが楽しくなるような家電をめざしたのだとか。なんかいい感じ。そして満を持して登場したのが・・・
この秋以降順次発売されるエアコン、掃除機、冷蔵庫の3製品!
ちょっとこれ、いいじゃないですか! すごくスタイリッシュ! ムダを削ぎ落としたシンプルなフォルム。ボタンや表示まわりのおしゃれなデザイン。常々「家電は見た目も大事!」と言い続けてきたミーナ、このデザイン、ひと目で気に入りました。でも、機能はどうなの? もちろんチェックしてきましたとも。まずはエアコンから。
エアコンXシリーズ(10月下旬発売予定)
エアコンって、夏の冷房よりも冬の暖房のほうが差が出ますよね。エアコンで暖房すると、顔は熱いのに足元が冷えるってこと、ありません? そこを解決したのが、このエアコン。
吹き出し口の大きなフラップは、見た目もカッコいいけれど、パワフルな気流を送り出すという役割もあったのです。しかも、人の居場所と床温度をセンサーで感知するから、冷気がたまりやすかった足元も、常に35℃という快適な温度に保ってくれるんです。
実際に体験してきましたが、足元ぽかぽかで、ちょうど気持ちい〜い温度。センサー機能で、人のいるところだけ、ムダなく暖めてくれるのもいいですよね。これなら冬も素足で暮らせるんじゃないかな?
そうそう、パナソニック自慢の「フィルターお掃除ロボット」も、もちろん搭載。しかも、UV(紫外線)ユニットと銀イオンの相乗効果で、従来品よりさらにフィルターを清潔に保ってくれるのもポイントです。
紙パック式掃除機MC-JP500G(11月下旬発売予定)
お次は紙パック式の掃除機。ご覧ください、この小さくてかわいいフォルム。 本体の表面には綾織り模様があしらわれていて、とってもおしゃれ。
でも一番驚いたのは、とにかく軽いこと!私が普段持って歩く仕事用のバッグより、全然軽い! 「重たい掃除機はイヤ」という消費者の声から、徹底した軽量化を追求したのだそうです。その結果、独自の先端素材を使うことで、本体重量2kgという世界最軽量を実現。これなら階段でも、家のあちこちを引き回してもストレスを感じないし、持ち運びも簡単。
もちろん気になる吸引力も申し分なし。ノズルの先端にLEDライトがついているから、ゴミも発見しやすいし、目に見えないホコリも「ハウスダスト発見センサー」がしっかり教えてくれるんです。こういう細やかな気配り満載の機能は、やっぱり日本のならではだなぁと思います。
トップユニット冷蔵庫 NR-JD5100V(2015年2月発売予定)
ラストは冷蔵庫。フルフラットのガラスドアは、シンプルで清潔感があるうえに、お手入れも簡単。使いやすさも抜群で、特に真ん中に配置された野菜室は引き出しが大きく開くので、奥まで見渡せて、大きな葉もの野菜なんかがすごく取り出しやすいんです。
冷蔵室もちょうどいい高さで、重いペットボトルの出し入れもラクラク。これ、日本人女性の体型に合わせ、腕や肘に負担をかけずに取り出せるような高さに設定してあるのだとか。
パナソニック自慢のパーシャル室も大容量。大きな魚や塊肉をまるごと保存できます。
というわけで、今回はこの3製品がお披露目されましたが、「Jコンセプト」シリーズは、来年以降も新たなアイテムが続々と登場する予定だそうです。
これまで日本の家電というと、「機能は満載だけど、デザインがもう一歩」ということが多かったですが、この「Jコンセプト」シリーズは明らかに違います。
必要な機能を、細やかな心配りで追求した日本らしいモノ作りに加え、日々の暮らしを楽しくしてくれるような「美しさ」にもこだわったデザインは、本当に素敵。
今後どんな商品が生まれるか、とっても気になるシリーズでした。
撮影/板野賢治、編集部
「Jコンセプト」シリーズ記事
第2回