久しぶりに婦人科へ
過去の記事「強制的な更年期障害?ホルモン剤の影響が…」でもちょっとお話ししましたが、私が投与を受けているホルモン剤は、継続して服用することで、閉経後に子宮体がんになる危険性が2~3倍に増えるといわれています。
もちろんあくまで”確率が上がる”だけですが、やはり気にならないわけはありません。
会社の健康診断でも、有料オプションの婦人科検診はあります。けれども、通常は子宮頸がんの検査はしても、体がんまではカバーしていないそうなのです。やはり改めて検診を受けに行かないといけないのね・・・というわけで、婦人科を受診しにいくことに。
改めて思いますが、乳腺科と婦人科、同じ身体の上半身と下半身で対応する科が違うってやっぱりややこしいですよね。というか面倒くさい。
これってなんとかならないものなのでしょうか。身体の外と内と考えると難しいのかしら。
実は子宮筋腫持ちなんです
久しぶりの婦人科は、先生も男性でした。
別に男性だから恥ずかしいという気持ちは今更ありませんが、やはりあの台に乗って足を広げるのは抵抗感があります。恰好が恰好なだけに、これだけは慣れることはないのかもしれません。
実は私は子宮筋腫持ちです。もうかれこれ20年程になるでしょうか。そういう意味では婦人科にはお世話になってきていますし、そのおかげで軽度異形成を発見できたこともあります(手術済みです)。
ここ数年、引っ越しなどもありご無沙汰してしまっていましたが、記憶している限り、筋腫はずっと3cmくらいの大きさだったはずです。
そんなあれこれを新たな主治医に申告して、いざ検査。最近は自分が見える場所にも超音波モニターが設置されていて、器具が差し込まれた感覚だけでなく目でも確かめられるので安心です。
横目で超音波モニターを見つつ、でもやっぱり違和感あるなあ、早く終わらないかなあとぼんやり思っていたのですが、あれ?なんか動きが止まった?
「無理だね、これ。やめよう」
主治医と看護師さんの会話も聞こえます。
え、なに?なにがあったの??
筋腫のせいで検査ができない?!
そのまま検査は終了。着替えるように即され、謎は深まるままあらためて主治医に診察結果を聞くことに。
なんと、私の子宮筋腫が6cmほどにもなっていて、さらにはそれが入口あたりをふさぐ格好になっていて、奥まで器具を入れられずに体がんの検査ができなかったのだそう。
6cmって結構大きいですよね?
それに、確かそんな大きなサイズではなかったはずなのですよ?
いつの間にそんなに育っていたなんて・・・。
下腹が凹まない理由はこれか!(違います)
ホルモン剤の影響なのか、強制更年期症状による体質変化なのか、閉経による変化なのか原因はわかりません。確実なのは、私の子宮筋腫ちゃんはどこかのタイミングでひそかに成長を遂げていたらしいのです。
そしてその筋腫が子宮奥の検査を困難にしてしまっている、という事実(涙)
そんなわけで、子宮体がんの検査のために、MRIを受けることになったのです。
続きは次回に。