HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/more/294468/

「白内障」になると水晶体が白く濁り視力が低下。対策は?/40~50代に多い目のトラブル

目のトラブルとしてよく耳にする「白内障」の原因や治療法について、眼科医の梶田雅義先生に教えていただきました。

 

加齢によって水晶体が白く濁り、視力が低下
白内障
30代〜40代でもなる「核白内障」も増加

「目の中でレンズの役割をする水晶体が加齢とともに白く濁り、視力が低下する病気。

 

ほかにも、目がかすむ、物が二重・三重に見える、光をまぶしく感じる、薄暗いところで物が見にくいなどの症状が出ます。加齢とともに誰でもなりやすい病気で、60代頃から増えはじめ、80代になるとほとんどの人が白内障に。

 

また、最近、水晶体の真ん中の核と呼ばれる部分に濁りが生じる『核白内障』も増加。30代〜40代くらいでもなりやすく、3カ月ほどで急激に近視が強くなり、早めの手術が必要です」(梶田雅義先生)

白内障

 

こんな人がなりやすい

●加齢とともに誰でもなり得る。

 

治療法
生活に支障が出たら早めに手術を

「白内障は、水晶体の中身を取り除いて眼内レンズを入れる手術で治ります。安全性が高く、日帰りが可能なので、生活に支障が出るようになったら早めに手術を受けるのがおすすめ。

 

眼内レンズにはいくつか種類あり、ピントが合う距離が異なるので、自分は手元と遠くのどちらを見ることが多いのか、よく考えて選びましょう」

 

 

お話を伺ったのは

梶田雅義さん 梶田眼科院長

梶田雅義さん
Masayoshi Kajita

梶田眼科院長。1976年山形大学工学部電子工学科卒業、’83年福島県立医科大学卒業。同大学眼科学講師、カリフォルニア大学バークレー校研究員、福島県立医科大学非常勤講師、東京医科歯科大学医学部臨床教授などを経て現職。The Best Doctors in Japanの受賞も多数

 

 

イラスト/中村久美 構成・原文/和田美穂

 

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第4回/「サギングアイ症候群」はコラーゲンの減少でモノが二重に見える病気/40~50代に…

次の記事>

次の記事>
第6回/「緑内障」は日本人の失明原因の第1位。早期発見・治療が肝心/40~50代に多い目…

この連載の最新記事

「加齢黄斑変性」は物がゆがんだり失明する危険も/40~50代に多い目のトラブル

第9回/「加齢黄斑変性」は物がゆがんだり失明する危険も/40~50代に多い目のトラブル

糸くずやごみのようなものが見える「飛蚊症」。注意が必要な状況は?/40~50代に多い目のトラブル

第8回/糸くずやごみのようなものが見える「飛蚊症」。注意が必要な状況は?/40~50代に多い目のトラブル

瞼が垂れ下がって見えづらくなる「眼瞼下垂」。こんな人がなりやすい!/40~50代に多い目のトラブル

第7回/瞼が垂れ下がって見えづらくなる「眼瞼下垂」。こんな人がなりやすい!/40~50代に多い目のトラブル

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル