こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
前回のからの続きです。
マットレスクリーニングをプロに依頼することに決め、ここから作業開始です。
専用の洗剤を吹き付けていきます。端から丁寧に作業していただいています。マットレスの状態も千差万別で、臨機応変な対応が求められるそうです。
次は強アルカリ電解水で汚れを付着させて、水に戻ったところをバキュームで吸い上げるそうです。これを繰り返し行います。洗剤の効果を高める作用もあるとか。作業の中でもいかに吸い上げるかが大事だそうです。
その後、高温のスチーマーでダニを瞬殺! ダニは50~60℃の温度に1時間ほどさらされると死滅すると言われていますが、作業は時間効率も考え100~130℃という高温で瞬時に行うそうです。ダニが生きたままではきれいに吸い上げられないため、家庭で行う掃除では、やはりすべてを取り除くことは難しいようです。
その汚れた水を丁寧に取り除きながら、もう一度繰り返し洗います。ただこういった流れは、業者さんの中でもいろいろな手法があり、異なるようです。
ここで結果発表的に「このぐらい汚れてました」と吸い上げた水を見せていただきました。(キャー! お見苦しいので少々加工しました)
どうなのかこちらではわかりませんが、「十年以上使用して、このくらいの汚れならいい方です」とのこと。(ホッ) ベッドパッドやシーツの交換頻度などでもずいぶん変わるようです。また、ペットを飼っているお家や、子ども、病人の方が使用している場合は、やはり異なるようです。
仕上げはきれいにしてから、次亜塩素酸水をかけて除菌し、徹底的に乾燥させます。
これで片面が終了!
同じように裏面も行います。
片面しか使用していない人は片面だけでもOK。そもそも片面しか使えないマットレスもありますから、そこは選択可。今回は徹底的な心地よさを追求するために両面でお願いしました。
片面の乾燥が進まず、窓を閉め切り、ドアも閉めて、ここから暖房ON。密閉状態で作業が進みます。ドアを閉めてしまったので、中の様子が分かりません。でも、「片面と同じ作業ですけどね」と言われました。
約3時間で終了!
この日の天候が小雨の湿気のある日だったこともあり、乾燥に手間取ったようですが、ほぼ予定通り。ただ、「あと数時間は暖房と除湿を繰り返し、完全に乾かしてからベッドを使用してください」とのことで、マットレスは立てかけた状態のまま終了となりました。
吸い上げた汚水はトイレに流し、その他は洗面台を使用して片付けです。
今回は必要ありませんでしたが、カビなどの除去もオプションでしてくれるそうです。
駐車は1500円/6時間のところを利用したとのことで実費としてその場で支払い、あとは事前にカード決済。オプションなしで両面(セミダブル) 19000円でした。
普段のお手入れとしては、定期的にできるだけ立ててマットレスの両面に風をあてるようにして、床面などに湿気がこもらないようにすることが必要なようです。
肝心の仕上がりは、全体的にふわっとなり、何より洗ったという気持ち良さも加わり、心理的にもずいぶん違います。
その夜は新しいベッドパッドを敷き、ベッドメイク。正直、ホテル並みの心地よさでした。翌日の睡眠計の測定も高評価。寝始めの睡眠も深く、かなりぐっすり眠れたようです。
買い替えるほどではないけど、少しさっぱりさせたいという方は、一度試してみてもいいかもしれませんね。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ