わたし流サプリメントの摂り方
食事が基本。
しかし、どうしてもそれだけだと足りません。
私がサプリメントを摂る理由は2つ。
1つは、足りない栄養素を補うため。
2つは、自分の弱いところを補強!するため。
自分の弱点をあげていくと、あれこれあり過ぎて、
手のひらがサプリメントでいっぱいになってしまいます。
お金もかかることですし、選んで摂りたいと思います。
そして、ビタミン、ミネラルはチームで動きます。
何か一つ欠けても働いてくれませんし、できれば「単体」でなく、
いつも「複合」になるように意識しています。
今日は、私の摂っているサプリメントと
使い方をご紹介したいと思います。
参考になさってください。
写真は、長野のカレンドラの畑から。紫外線が強いでしょう!
こんな陽に当たる前に摂ると、後に、抗酸化ビタミンが大活躍しますよ。
まずは絶対にはずせない「ビタミンB群」、
別名「ビタミンBコンプレックス」
栄養ドリンクの瓶の裏面に、ずら〜と書いてあるのは、高配合のビタミンB群。
どの会社の栄養剤も同様です。
なんで「群」というのかというと、ビタミンBの仲間には、
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、
パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸など種類があり、
それもチームで動くので、一緒に摂った方がよいのです。
補酵素と呼ばれ、代謝に関わり、
糖質、脂質、たんぱく質もこれがないと燃えてくれません。
白いご飯に白いパン、白いパスタ、
食材の、私たちが精白するために捨ててしまった部分に多く含まれます。
ご馳走を食べれば食べるほど、ビタミンB群は必要になります。
ご馳走を食べた翌日に、口内炎や口角炎ができていた、なんてことがありませんでしたか?
食べることで栄養素を取られていたのですね。
現代の食事は、食べるほどに、栄養不足、B群不足になっているのです。
私は、旅行や出張に出た際は、いつもより多めにB群を摂ります。
消耗するし、疲れるし、ご馳走攻めになりますから。
B群は、元々はいろいろな動植物に含まれる栄養素ですので、
サプリメントになった時も価格の高いものではありません。
安くて最も重要なのがビタミンB群と私は思っています。
肌が良くならない人にも、とてもおすすめです。
写真左から、大塚製薬が輸入しているネイチャーメイドの「ビタミンBコンプレックス」と
ネイチャーメイドは世界中、どこにでも手に入りますし、
日本で売っているものは日本人に合わせて改良されています。
低価格なのに品質が高く安心です。
ビール酵母は、アミノ酸やミネラルも含まれ、腸内環境改善にもよく、
胃と腸の調整も兼ねて選んでいます。
正確に言うとエビオスは指定医薬部外品。
サプリメントの中には入りませんが、
そのかわりに効果効能がきちんと書かれています。
そして、やっぱりビタミンC。
古典的でも結局「ビタミンC」に戻ります
私たちは生きている限り、刻一刻、酸化しています。
カットした果物と同じですね。すぐ酸化する。
血管も脳も肌も何もかも、老化を進めるのが活性酸素。
それをさらに悪化させるのがストレス。
私の場合、シミも気になる、肌のハリも気になる、
血管もプラークができていたり、膝が弱かったり、
すでに白内障があったり、あれやこれやと有り過ぎです。
色々なものを試しましたが、結局のところビタミンCに戻っています。
ビタミンCは人の体内で合成、作ることができません。
食べ物やサプリメントで摂るしかありませんし、
ストレスの多い人は、Cを大量に消費しているそうですよ。
皆様はタンパク質を意識してとっていると思いますが、
たんぱく質とビタミンCを一緒に摂ることでコラーゲンができます。
白内障の予防にもとても良いと思います。
風邪予防にもよいビタミンCですが、免疫力強化に、この時期にも良いと思います。
メガビタミン療法というのがありますが、私はそんなに大量には飲みません。
1日1000ミリ前後を砂糖の入っていない果物のジュースと一緒に飲むようにしています。
できるだけ自然界のビタミンC環境に近づけて飲む様にしています。
搾りたてのオレンジジュースと一緒に飲むなんて最高ですね。
写真は、ハワイのナチュラル系スーパーマーケット、ホールフーズで買ったビタミンCと
わたしがよく飲んでいるヒポファンという実の濃縮エキス。
このエキス自体にビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
これはサプリメントとは呼びませんが、特別な健康飲料ですね。
ビタミンCは日本のドラッグストアなどでも手軽に手に入ります。
バッファード、タイムリリースなどと書かれ、胃に優しく、
ゆっくり効率よく吸収されていくタイプを選ぶと良いと思います。
そして、やはり女性には「ビタミンE」
仲良くしている女性外来の先駆者で、循環器内科の赤澤純代先生という方がいます。
金沢医科大学の先生で、テレビにも出ていらっしゃるドクターですが、
「千明さん、悪いことは言わん、ビタミンEを飲んで」とアドバイスをいただきました。
私は健康チェックの頸動脈エコーで、
首元の血管にプラークがあるのが見つかりました。
首にあるということは、全身にあるということ。
少しづつ日常生活で改善していくしかありませんが、
赤澤先生からは、ビタミンEといくつかのサプリメントを教えていただきました。
血管と血液のプロからのお言葉は、とてもありがたいアドバイスでした。
ビタミンEも典型的なサプリメント、昔からよいと言われてきましたが、
やっぱりはずせないのですね。
強力な抗酸化物質ですし、血流を改善し、冷えにも最適です。
道で同級生に出くわすサントリーのテレビコマーシャルがありました。
あれはセサミンが主役でしたが、「セサミン」もよいですね。
セサミンには、スーパービタミンEと呼ばれる
トコトリエノールやγオリザノールも含まれますから。
アンチエイジングの王道として、こういったビタミンE系は取り入れたいですね。
写真左から、大塚製薬のネイチャーメイドの「ビタミンE」と
COQ10も赤澤先生に教えていただいて、ビタミンEのサポートとして使っています。
白内障と血管サポート、
弱点補強と予防に選んだのは、「ピクノジェノール」
閉経後はいろいろなところに自分の弱点が現れてきます。
老眼が進んできて物が見えにくいし、
白内障もある(女性は男性の2倍白内障になりやすい)、
血管にはプラークもあるし、動脈硬化も気になります。
すぐに脚がむくむし、脛の静脈が目立ちます。
血管壁も脆くなってきています。
こう不調が色々あると、
たくさんの種類のサプリメントを飲まなくてはいけませんが、
できるだけ数を絞りたいものです。
そこで今、私が選んで飲んでいるのは、ピクノジェノール。
フランス海岸松の樹皮から摂った水溶性のポリフェノールです。
実は化粧品にも使われていて、
もう25、6年も前に、随分勉強した覚えがあります。
写真は、今、私が飲んでいるピクノジェノールです。
友人でもある対馬ルリ子先生が患者さんのために作った「ミラピス」
という名のサプリメントで、
ピクノジェノールに亜鉛をプラスしています。
子宮内膜症やPMS、更年期の方のために作ったものですが、
これから老年期に入ろうとする私の
定番サプリになるなんて・・・、不思議なことです。
今回ご紹介したものの中では高価なサプリですが、
お悩み解決ということで、お許しください!
そして最後に、マルチビタミンミネラル
ミネラル不足の人が多いと聞いています。
食事で一生懸命頑張っていても、
肝心なミネラルが足りていないことが多いようです。私も同じです。
ビタミンやミネラルはチームで動きます。
ないものがあると全体が動きません。
ですので、私は、保険のようにPURE社の「Nutrient 950®」という
マルチビタミンミネラルを摂っています。
これは日本ではドクターサプリで、クリニックで買うことができます。
信頼できる製品で、
入っているミネラルの量や内容がよいので続けて買っています。
アメリカのものなので、1日3粒と書いてありますが、
体の大きさに合わせ、私は2粒をとっています。
ミネラルは、足りなくてはよくない、しかし、過剰でもよくありません。
ですので、こうやってセットアップされたものを使うのが良いと思います。
ドラッグストアでも、各社が出している
マルチビタミンミネラルを買うことができます。
最低限のミネラル量を確保するために、
こういったセットアップされたマルチビタミンミネラルを
上手に利用するのも良いと思います。
写真は、PURE社のマルチビタミンミネラル「Nutrient 950®」
カルシウムにビタミンD、そしてEPAとDHA等々
今日は、私の摂っているベーシックなサプリメントをご紹介しました。
ここまでにしておこうと思いますが、
カルシウムやビタミンD、EPAやDHAなど、
皆様に使っていただきたいサプリメントはまだあります。
次回またご紹介したいと思います。
さあ、元に戻りますが、基本は食事なのです。
できるだけ黒いものを食べ、新しいよい油をお使いください。
食物繊維もしっかりとり、満遍なくバランスよく食べる。
その上にサプリメントをプラスしてあげるのが、とてもよいのです。
美しく健やかに生きる!ぜひ、あなたもやってみてください。