昨年のステイホーム中に走りはじめて1年たちました
昨年春、日本中でステイホームが呼びかけられ、会社の在宅ワークも可能になって1年。
個人的には在宅ワーク2日目、ガチの運動オンチ、生来の根性なしの私が、なぜか突然走りはじめた日から1年がたちました。
走った日は手帳にメモ。数えてみたら、1年間でちょうど150回
さて昨年の春、気が小さい私は、万が一感染してしまった場合を恐れ、出かけた場所を手帳にメモしていました。(いちばん恐れていたのは)保健所などに聞かれても立ち寄り場所を思い出せないこと。思い出すのに時間をとってしまい、迷惑をかけるに違いないと思ったのです。まあ、メモにあるのは近所のスーパーやドラッグストア名がほとんど。出社した日はひとりランチに行ったご飯屋さんの名前もメモ。走るのは在宅ワークや休日のみで、スーパーやドラッグストアは走った後に立ち寄ります。
ということで、行ったスーパー名などにあわせて「走」マークも書いておくことに。それが癖になり、今だに「走」マークと寄った場所はメモし続けています…。
先日ふと思い立って「走」マークを数えてみることに。走りはじめて1年たった今年の3月31日、ちょうど150回という数に達していました。月平均12~13回。週に約3回。
1年前まで50年間、走ることを極力避けてきた私にしては、想定外の出来です。
「はじめて自分で自分をほめたい」
とリアルに思いましたよ。
軽いお天気雨の中を走った帰り道、雲を突き抜ける「虹」を見つけ、急いで家に戻って撮影したことも。
ジョギングが続いた理由は、走ると「だいたいの悩み」が解決したから!?
走ってみたら、こんなにいいことが起こりました。
1.長時間のパソコン仕事による、うつうつとした気分が、たちまち爽快に。元気が出て、楽観的に考えられるようになる。
2.肩や首の凝りがすっきり解消。
3.ほどよい疲労感で熟睡できる。
4.1日中座っていると膝が痛くなることがあるけれど、大事をとるのではなく、あえて走ってみると治ることを発見。
5.胃弱タイプで食欲がなくなりがちだけれど、走れば空腹感が復活。夕食に作りたいメニューが次々浮かんで来る。
6.極端な寒がりなのに、走り出して100mもすれば温まることを実感。冬でもジョグは薄着でGO!
義務感ではなくて「さあ、心と体の調子をよくするぞ~」という前向きな気持ちで走りに出ることができています。
また、効率の点から見ても「走る」のはコスパがいいと思われます。過去にスポーツクラブのヨガやストレッチのクラスでも、似たような効果を得られたことはありましたが、クラスは1時間だし、着替えやら往復に結構時間をとられていました。もちろん月会費もかかります。それに比べて走るのは無料だし、自分の都合でいつでも出かけられ、家から出てたった30分程度ですっきりして戻ってこられる。抜群に効率がいいですよね。忙しい今の時代にジョギングはあっているな~、と実感しています。
ジョギングが続いた理由として他にも考えられる、私なりのルールは?
1. がんばらなくてよい、と決めている
私が走る距離はたった2~3キロ程度で、しかも1年走ってもなお、途中で歩くていたらく。走りはじめた頃、人に「ランニングをはじめた」と言っていたのですが、「ランニング」というのは競技につながるような本気の走りを指すよう。私のは準備体操程度の「ジョギング」「スロージョギング」、今風に言うと「ジョグ」。その「がんばらなさ」をよしとしているのも、続く理由だと思います。
さらに、人に抜かされるのがなんともない50代というのもよかったと思います。若い頃だったら恥ずかしいとか悔しい気持ちが邪魔をしたかもしれませんが、「おばさん初心者だから一番遅くて当然よね~」と開き直れる。これはある意味最強!?
ただ、負荷をかけなさ過ぎのせいか、筋肉がついたり姿勢がよくなったりといった変化を、いまだ感じられないのは、ちょっと残念なのですが。
2. 走った後のお楽しみも大事。コースに変化をつける
基本のジョギングコースは「近くの公園一周→大型スーパー」コースなのですが、走りに慣れると、結構遠くまで走ったり歩いたりしつつたどり着けることが判明。「ユニクロ→安売りスーパー」コースや「家電量販店→自然派デリ」コース、「大型公園→美術館→100円ショップ」コースなど、走った後の日常の買い物のお楽しみにも変化をつけるようにしています。
世田谷・砧公園の桜はジョグしつつ眺めました。
今回も「50代あるある(かもしれない)川柳」を。
「がんばらない」「開き直り」は 年の功
さて、1年たってジョギング習慣が身についたと自信を持てた私。
ついに、はじめてのランニングシューズを買いましたよ。その履き心地は次回に。
◆はじめてのランニングシューズ「アシックス ゲルカヤノ27」で、私、跳びました!?