こんにちは、ギリコです!
今日は恒例の(?)ダイエットネタです。
5月の連休中、大好きなクラフトビールを大量に飲んでいたら(350ml缶を毎晩4~6本)、やはり体重が増えてしまいました。
そのため休み明け、心を入れ替えて飲酒量を若干減らしたり、炭水化物の摂取量も少々減らしてみたりしたのですが……
なぜか増えた分が、まったく戻らない!!
びくともしないのです。
「今まではこの方法でちゃんと戻ったのに」と焦りとイライラは募るばかり。
「とにかくこれ以上、体重を増やしてはいけない」とわかっているのに、仕事終わりについついビールを多めに飲んだり、夕食に炭水化物をドカンと食べちゃったり。
そしてそのあとやってくるのが、自己嫌悪。
ダイエット経験者ならわかっていただけると思うのですが、この状態のときって本当に辛い。
それで自分を励ましてみました。
「これまで17キロ痩せられたのだから、きっと大丈夫。
そのうち体重も減り始めるに違いない」と。
こんなことをするのは滅多にないこと。
よほどのストレスだったのだと思います。
自分を励まし、冷静になって考えてみると、一番の原因はやはりビール。
ビールはビールでも、私は苦みがあり、ホップの香りがしっかりするものが大好き。
埼玉県川越市にある醸造所コエドブルワリーの毬花というIPAビールが本当においしくて、飲めば飲むほど「あー、おいしい!もっともっと飲みたい!」と止まらなくなるのです。
しかも家から一番近いスーパーがこの毬花を取り扱うようになってからは、犬の散歩途中や会社帰りに年中買って帰り、飲酒量を減らすのは難しくなるばかりでした。
そしてアルコールがほどよくまわり、いい心持ちになれば、すぐそばにあるソファでゴロ~リ&うとうと。
好みのおつまみをあれこれ食べながら飲む
↓
酔ってゴロン
↓
そのまましばし寝る
これぞ家飲みの醍醐味!
外食ではできない、至福の時間です。
でもそんな生活を客観的に見てみたら、「ちょっと酒量を減らしたくらいで痩せるわけがない」とやっとわかったのです。
やはりダイエットに客観性は大事だとつくづく思います。
そこで新たな策を試してみることにしました。
それは〝お酒を飲むかわりにスイーツを食べる〟という戦法。
なぜかというと、会社員という立場上、また仕事をこなす必然性から(ほろ酔いでは仕事ができません)、平日はお酒は夜しか飲めないので、ビールで摂取したカロリーや糖質をその日のうちに消費する時間も余裕もないのです。
でもスイーツなら朝でも昼でも夕方でも食べることができ、日中取材に行くときに駅では階段を使うなどして運動量を増やせば、その日のうちに摂取した分を少しでも消費できます。
そこで
パターン①
朝と夕方の1日2回スイーツを食べ、その代わりその晩はビールを飲まない。
パターン②
朝だけスイーツを食べ、夜はビールをOKとする。ただし350ml缶2本(外食のときは生ビールの中ジョッキ2杯)までにする
パターン③
その日はスイーツは食べず、かわりに夜はビールを飲みたいだけ飲む
の3パターンを自分に用意。
一週間のうち、
パターン①を3~4日行う
パターン②を2~3日行う
パターン③を1日だけ行う
という方法でやってみました。
これだったら私としては辛くないからです。
いうまでもなくダイエットに「辛い」は禁物。
この「編集部のつぶやき」で幾度となく書いてきましたが、ダイエット成功のコツは
・無理なく続けられる
・ラクにできて、辛くない
のふたつです。
そしてスイーツは、コンビニの商品を活用することにしました。
なぜかというと商品の裏面にカロリーや糖質などが書いてあるので、何をどれくらい摂取しているのか把握しやすいからです。
(最初は近所の個人経営のケーキ屋さんで買ってきたケーキを食べていたのですが、糖質もカロリーもどれくらいなのかわからず、自分にとって食べてOKな量を判断しにくかった)
今までコンビニでスナック菓子は買っていましたが、スイーツは買って食べたことがなく、はっきりいって味は期待していませんでした。
ところが……食べてみたら、おいしくてびっくり!!!
期間限定商品、有名パティシエとのコラボ商品もあり、棚を見ていて飽きません。
ただ、スイーツ選びの際にコツがあります。
たとえば下の写真のスイーツは、ダイエットのために全部セブンイレブンで買ったものですが、ある共通点があります。
お気づきでしょうか。
それはどれも〝一口サイズになっている〟こと。
[バウムクーヘンは一切れあたりの糖質が約5.7g、カロリーが約97キロカロリー。チーズケーキはひとつあたりの糖質が約2g、カロリーは30キロカロリー]
[今一番気に入っているチョコレート(正しくは準チョコレート)。脳のα波を増加させ、ストレスを緩和させるというL-テアニンやダイエットの味方であるタンパク質を含んでいるので、通勤バッグの中にも入れてあり、仕事中、おなかが空いたときにつまんでいます。しかもおいしい!]
これだと一口単位で量を調整できるので、食べ過ぎを防げるのです。
そしてもうひとつ、食べる際にもコツがあります。
たとえば下の写真は、私が今朝食べたスイーツなのですが……
[バウムクーヘン、チーズケーキ、クランチチョコ、フィナンシェ2種。どれも一口サイズ]
いろいろな種類のものを少しずつ盛るのです。
絶対、袋に直接手をつっこんで食べないようにしています。
止まらなくなるからです。
このようにお皿にいろいろな味わいのスイーツをちまちま盛って味わいながら食べると、満足感が高くなり、〝ついついたくさん食べちゃった〟を避けやすくなるのです。
食事でいうなら、私の場合、カツ丼とか天丼などの丼ものを食べるより、酢の物とか胡麻和えなどいろいろなおかずがついた定食とか、品数の多い幕の内弁当のようなもののほうがお米を大量に食べなくても食事への満足感が得られやすいのですが、それをスイーツに応用したのです。
[お菓子の中でも糖質量が高いどら焼きは、上の写真のように小さく切って食べます。ちなみにどら焼き一個でごはん一膳(普通盛り150g)とほぼ同じ量の糖質を含んでいるそう。こうして1/4に切って食べた場合でも糖質は約14gなので、なんと一口チーズケーキ7個分にもなります]
朝ごはんにふだんより多くパンやごはんを食べたら、いつもはふたつ食べる一口サイズのシュークリームをひとつにする。
ランチにパスタをしっかり食べた日の夕方は、夕方にいつも3つ食べている一口サイズのクリームチーズケーキをふたつにする。
というように調整します。
この戦法でやってみたら、約1ヶ月で5月の連休中に増えた体重が戻ったばかりか、連休前よりさらに2㎏痩せました。
(しかも月単位でみるとクラフトビールの購入額よりスイーツのほうが安くあがるので、出費もちょっと減った)
結果、ダイエットを開始してから、ただいまトータルで-19㎏。
[とはいえ、「今日は朝からずっと取材で、夕方までランチが食べられない」という日は、朝ごはんをしっかり食べた後、スイーツも一口サイズのものをちまちま食べるのではなく、レギュラーサイズのものを一個丸ごと食べることも。おすすめはカスタードクリームがたっぷりつまったシュークリーム。クリームに重量感があるので、腹持ちがよいのです]
20㎏の減量達成まで、あとちょっと。
とはいえ、身長からみた私の体重はまだ〝標準〟の域。
目指している〝美容体重〟までは、まだまだです。
(※体重とBMI値には「標準体重(BMI値)」のほかに、「美容体重(BMI値)」「モデル体重(BMI値)」と称されるものがあります)
15㎏痩せたときは、思い切って自分にご褒美を買いました。
スポーツクラブやダイエット食品にお金をかけない自己流ダイエットなので、その分欲しかったモノを買うことにしたのです。
(そのとき買ったのは、雑誌で見て「素敵!」と思った、とあるハイブランドのトレンチコート。ふだんは私が何を着ていても反応のない相棒が、そのコートを着た私を初めて見たとき「それ、かっこいいね!」とまず言ったのには、びっくりしました)
なので20㎏痩せたら、またご褒美を買うつもりです。