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「出張先で上司に告白された」(44歳)「友人からの相談に厳しい意見を言ったら、距離を置かれるようになった」(55歳)「世話をしている義母から〝自分の親だったらもっと大事にするはず〟と言われる」(60歳)『人間関係で一番悩んだことは何?』(読者の声を集めた「隣の50歳」㊿)

ギリコ

ギリコ

40年数年ぶりに埼玉県にある宮沢湖へ。現在は「メッツァ」という施設になっていて、「ムーミンバレーバーク」など北欧がテーマのエリアに。そのおしゃれな変わりように、もうびっくり! 地味で静かだったあの湖がこんなに素敵な観光スポットになっていたとは…

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こんにちは、ギリコです!

OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」

 

今回きいてみたのは「人間関係で一番悩んだことは何?」です。

 

「子どもが幼稚園のときのママ友たちとの関係です。子どもをお迎えに行った後、誰かの家にそのまま子連れで集まるのが定番。そこでプライベートなことをあれこれ聞かれ、はぐらかすのも一苦労しました。その後、子どもを私立の小学校に通わせたときも、あれこれ詮索してくる保護者がいて大変だった」「隣の家の奥さん。地区の集まりで、まるで家来のように私を使うが、家が隣なので嫌がらせをされないよう我慢している」「家族ぐるみで仲良くしてきた友人との関係。その友人が親と同居をはじめ、そのことでいろいろと相談されるようになりました。親身になるあまり、ついちょっと厳しい意見を言ったら、〝しばらく距離を置きたい〟と言われてしまった」「昔付き合っていたカレのお母さんとのことです。電話をかけてきたり、アポなしで突然私の職場に押しかけてきたりなどされた」「結婚を考えていた相手についてです。親族が勝手にカレについて調べたら、離婚歴があることが判明。カレから謝罪してもらったが、いろいろ悩みました。結果、結婚はとりやめたが、勝手に調べた親族との関係もぎくしゃくすることとなった」「息子が参加している少年野球チームのコーチとの関係。週末のたび、試合の引率など保護者が分担してやらないといけないことがあるのだが、私になにかと頼んでくることが多い。でも息子のことを思うと我慢するしかない」など、いろいろなコメントが寄せられました。

 

さぁ、それでは結果発表です!

 

 

じゃじゃ~~んッ

1位「職場にまつわること」

415 票

 

ダントツの一位でした。

 

「職場の先輩が私が成果をあげたり、上司からほめられるたびに嫌がらせをしてきた。私にだけお土産を配らない、聞こえるように私の悪口を言うなど」(53歳・会社員)、「個人病院の事務のパートになったら誰も仕事を教えてくれず、きいても〝見て覚えろ〟としか言われず辛かった。上長のそのときの気分次第で怒鳴られたりもした。3か月我慢したが、朝起きると吐き気がするようになり、ついに退職した」(不明)、「職場の同じチームの女性で、何かと私をさげすむようなことをみんなの前で言う人がいた。仕事のミスをしたのなら仕方がないが、私のメイクや持ち物について言ってくる。くだらないと思い、気にしないようにしていたがダメージが重なり、体調がおかしくなってしまった」(不明)、「職場に配属されたやる気のない新人。指導するのにエネルギーが必要で大変」(54歳・パート・アルバイト)、「職場のパワハラ上司。その人に何度怒られても、その仕事が好きだったので頑張った。あるとき目的がよくわからない出張に同行するようにと言われ、仕方なくついていったら、夜ごはんに誘われた。すると食事の席で〝実は…めげずに頑張るお前のことを好きになってしまった〟と告白してきた。お付き合いを断ったが、その後のハラスメントを怖れて退職した」(44歳・会社員)、「現在の職場には女性が5人いますが、そのうち3人が若い人です。営業の男性がその3人に〝3人だけで食べてね〟と私に聞こえるように言いながら、ケーキなどお土産を渡している。不愉快です」(60歳・会社員)、「派遣でいった職場で同じ派遣の人から挨拶をしても無視されたり、おやつも私だけ飛ばしてみんなに配ったりされました。言われたとおりに仕事をしてもその人からケチをつけられ、だんだんストレスがたまって辞めました」(42歳・パート・アルバイト)、「上司との相性が合わず、企画書も些細なことで何度も書き直しを命じられ、結果ムダな残業ばかりに。そのときはじめて仕事を辞めたいと思いました。その後、上司が交代したら、びっくりするほどスムーズに仕事がはかどるようになりました」(50歳・自営業)、「派遣社員をしていたとき、派遣先の会社の正社員に嫌われてしまったことがあります。仕事を教えてもらえなかっただけではなく、私と話したくないからという理由で、言いたいことがあるときは5人しかいない部署なのにほかの人に伝言で言ってきた。子どもじみているやり方に、私だけではなく周囲も参っていた」(47歳・専業主婦)、「職場の女性上司は自分の気分次第で部下に嫌がらせをする。ターゲットにしていた人がいなくなると、別の人をターゲットにする。その一方で会社のエライ人には調子よく接していて、こんな職場は無理だと思い、退職した」(49歳・その他)

 

このように「嫌がらせに悩んだことがある」というコメントがたくさん寄せられました。

 

嫌がらせの内容は主に「自分だけおやつ、お土産を配られなかった」「聞こえるように悪口を言われた」「仕事を教えてくれない」でした。

 

 

2位「家族や親せきとの関係」

118票

 

「姑との関係です。私の実家のレベルも含め、姑から見たら私は理想の嫁ではなかった。そのため会う前から結婚も反対された」(48歳・専業主婦)、「親戚のおばさん。おばさんが信仰している宗教に勧誘され続け、断ってきたのですが、夜中にピンポンを鳴らされたり、私の両親やほかの親戚にあることないことを吹き込まれ大変でした」(47歳・パート・アルバイト)、「姉との関係です。口喧嘩がきっかけでここ数年で溝は深まるばかりです。大人になり離れて暮らすようになると、その溝を埋める機会すらなく、このままの状態が続いてしまうんだなと実感しています」(48歳・専業主婦)、「母親です。毒親で理不尽なことばかりしてくるので、母から逃げるように結婚しました。母と関わると動悸がしたり、精神的にも参ってしまうので、今は全く連絡をとらないようにしています」(47歳・専業主婦)、「ダンナの家族。何かと一族の集まりに駆り出され、その場でいじめの標的にされています」(52歳・専業主婦)、「義母。夫がギャンブルで借金をつくったことがわかったとき、〝嫁のあんたも悪い〟と言われた」(49歳・専業主婦)、「義理の妹との関係。義妹は実家暮らしなのに同居している義両親の介護を何かと理由をつけて手伝わない」(53歳・パート・アルバイト)、「息子との関係です。息子が引きこもりになり、10年以上苦しみました」(59歳・会社員)、「義姉と義母との関係。90歳の義母をデイサービスに毎日連れて行くのは私の役目。でも何かにつけ文句を言われ、挙句には〝自分の親ならもっと親身に介護するはず〟とまで。嫁に面倒をみてもらうのが当たり前という考えの義母と、感謝の言葉もない義姉にかなりのストレス」(60歳・会社員)、「夫です。価値観、とくに金銭感覚が違いすぎる。また子育てについても違ううえ、亭主関白で自分のことばかり優先で、気に入らないことがあると暴れる。私にめまい、呼吸困難、脱毛の症状があらわれはじめ、今、心療内科に通っている」(48歳・パート・アルバイト)、「夫と義母との関係です。私たち夫婦には子どもがいません。あるとき義母から〝子どもがいないから犬をそんなバカ可愛がりするんやな〟と言われたり、法事にもよんでもらえなかった。しかし夫は〝よくできた母なんだ〟といって義母の味方をする」(53歳・専業主婦)

 

 

3位「学生時代の友人や教師との関係」

100票

「中学生のとき、急に友達から無視されるようになった。理由もわからず辛かった」(51歳・会社員)、「女子高時代、友人から無視され辛かったので先生に相談したら〝なにもしてあげられない〟と言われたこと」(48歳・会社員)、「小学校時代の担任です。全くそりが合わず、結果、登校拒否となった」(60歳・専業主婦)、「高校時代の部活動仲間との関係。メンバー間に派閥ができてしまい、試合中に互いに意地悪をするようなことが頻発。あの頃はキャプテンとして悩みに悩んだ」(53歳・専業主婦)、「ずっと仲良くしていた女の子から、ある日突然無視されるようになった。理由がわからず、最後は本人に直接きいてみたが答えはなかった。何十年経った今でもあのときの彼女の気持ちがわからない」(57歳・パート・アルバイト)、「中学時代、最初の2年間は友達が全くできなかった。いじめられてはいなかったけど、授業で誰かと組んで何かをやらないといけないときは困りました。教室は居心地が悪かったので、できるだけ教室にいないようにしていました」(53歳・パート・アルバイト)、「中学3年生のときにいじめに遭い、転校しました。あのときのことは死ぬまで忘れないと思う。と、同時に全力で私を守ってくれた両親への感謝も忘れません」(56歳・公務員)、「中学生のときの友達との関係です。あのときの自分は子どもで他の人への思いやりがなかった。だからあのとき友達がみんな離れてしまったのは、当たり前だと思う。成績はいいほうだったし、部活動が励みになったので、なんとか不登校にはなりませんでしたが、あのときのさびしく、無気力になった気持ちはいまだに憶えています」(46歳・パート・アルバイト)

 

 

1~3位までご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

 

ちなみに4位が「ママ友やPTA、町内会といった避けることのできないコミュニティでの人間関係」でした。

 

 

今回、嫌がらせの内容や、それをされているときの辛い気持ちをかなり具体的に書いてくださっているコメントが多く、〝人間、50年も生きていたら、辛い思いやイヤな経験のひとつふたつはあって当然〟と頭ではわかっているものの、内容を読んでいると自分のことのように辛くなったギリコです。

 

コメントを寄せてくださったみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

それでは次回の「隣の50歳」も、どうぞよろしくお願いいたします!

 

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