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「帰り際、歌詞と同じようにブレーキランプを5回踏んでくれた」(53歳)「中央高速をドライブしたら歌詞と同じ風景で感動した」(59歳)「ディスコでこの曲がかかるとみんながキャーッて言って踊った」(56歳)『あなたの青春の思い出の曲は何?』(読者の声を集めた「隣の50歳」㊾)

ギリコ

ギリコ

東京の築地界隈に暮らしていますが、先日犬の散歩をしていたらものすごく長くて太い蛇がゆっくりと歩道を横切っていきました。18年近く、このエリアで暮らしていますが、蛇を目撃したのは初めてです。自然に繁殖したのか?ペットとして飼われていたものが逃げたのか?その敷地を管理している会社の警備員にすぐ連絡しましたが、その警備員があまり驚いた風がなかったのも不思議です。

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こんにちは、ギリコです!

OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」

 

今回きいてみたのは「あなたの青春の思い出の曲は何?」です。

 

「たまの『さよなら人類』です。バブルがはじけて、世紀末の混沌とした世の中になりつつあった当時、私は中学生でした。この曲を聴くとそのときの空虚感が思い出されます」「ベイ・シティ・ローラーズの『サタデイ・ナイト』! ベイ・シティ・ローラーズの付き人になりたいと夢見るほどファンでした」「ザ・チェッカーズの『あの娘とスキャンダル』。初めて買ったカセットテープがチェッカーズでした」「a-haの『Take On Me』です。プロモーションビデオが当時としては斬新な内容で、メロディーもキャッチ―で、しかもメンバーがかっこよかった!彼らが載っていた雑誌はほとんど買い、自分の部屋に大きなポスターを貼っていました」「オルケスタ・デ・ラ・ルスの『サルサに国境はない』です。大阪や神戸までよくライブを観に行きました。あの頃は夢中になれるものがあり、自分もエネルギーに満ちあふれていて楽しかった」など、いろいろなジャンルの曲名が思い出とともに寄せられました。

 

さぁ、それでは結果発表です!

 

 

じゃじゃ~~んッ

1位「恋にまつわる思い出の曲」

156 票

「ユーミンの『サーフ天国、スキー天国』です。大学時代、付き合っていたカレと親に内緒でスキー旅行したときの思い出の曲。私のわがままをニコニコしながらきいてくれた優しい人でした」(54歳・会社員)、「ユーミンの『リフレインが叫んでる』。当時お付き合いしていた人とユーミンのコンサートに毎年行っていました」(54歳・専業主婦)、「結婚前、夫がデートとき車の中でかけていた杏里の『SURF & TEARS』が忘れらない青春の曲です。デートに適した選曲かは疑問ですが、無邪気に自分の好きな曲をかけていた夫が自然体で微笑ましくて…それは今でも変わりません」(52歳・専業主婦)、「シャ乱Qの『シングルベッド』。お互い忘れられない人がいたのに、ダラダラとはじまった恋。ところが気がつけば、ものすごく好きになっていた。カラオケに行くと、その彼が最初に歌う曲でした。今もこの曲が流れると、彼のことを思い出す」(不明)、「サザンオールスターズの『真夏の果実』。当時のカレと一緒に観に行った映画『稲村ジェーン』の主題歌です。この曲を聴くと今でも思い出がよみがえり、胸がチクチクします」(60歳・会社員)、「浜田省吾の『もうひとつの土曜日』。今は主人であるカレと付き合っていたとき、小学校からの幼馴染に偶然会い、車で送ってもらったときにかけてくれた曲です。あのときは心がゆれた」(54歳・会社員)、「ドリカムの『未来予想図』です。結婚前、主人と交際していたとき家まで送ってくれ、帰り際にブレーキランプを5回踏んでくれた。歌詞と同じことをしてくれたことに感動しました」(53歳・パート・アルバイト)、「SMAPの『らいおんハート』。この曲が流れると〝今の俺の気持ちと同じだ〟なんて言っていたカレは今、夫です。あれから20年、あの頃のグイグイ来る感じは欠片もない」(47歳・専業主婦)、「JR東海のテレビCMで有名な山下達郎さんの『クリスマス・イブ』です。神戸の大学に通っていたカレと東京に住む私は遠距離恋愛だったので、この曲を聴くとあの頃を思い出します。新神戸駅か東京駅で待ち合わせて、それから2~3日を楽しく過ごし、再びお互いの家に帰る…そんなことを5年間ほど続けました。一度お別れしましたが、その後ご縁があり交際が復活。そして結婚しました」(59歳・会社員)

 

せつない恋、幸せな恋…どれだけ年月が経っても忘れられない恋にまつわる曲がたくさん寄せられましたが、とくに目立って多かったのは松任谷由実さんの『中央フリーウェイ』。

 

「恋人とドライブで中央高速を走ったら、本当に歌詞と同じ風景だったので感動した」(59歳・専業主婦)といったように、実際に歌詞の世界を体感したときのうれしい驚きについていくつものコメントがありました。

 

2位「若さをエンジョイしていたあの頃を思い出させる曲」

82票

 

「ドリカムの『決戦は金曜日』。この曲が流行っていた頃、友達とカラオケボックスで高音を声を張り上げて歌った思い出がある。あの頃は楽しかったな」(50歳・専業主婦)、「レベッカの『CHERRY SHUFFLE』です。青春18きっぷを使った長旅の最中、何度もこの曲を聴いていました」(53歳・会社員)、「TUBEの『SUMMER DREAM』です。大学のサークルの合宿の夜、カラオケで盛り上がった曲です」(54歳・公務員)」、「チャカ・カーンの『スルー・ザ・ファイア』。六本木のディスコ『マハラジャ』が初めてのディスコでした。カレとチークを踊ったり、来店時に黒服に服装をチェックされたなぁ。きらびやかで懐かしい思い出です」(58歳・専業主婦)、「学生時代、ディスコ通いをしていたときにかかっていたフランキ-・ヴァリをカバーした『君の瞳に恋してる』。この曲がかかるとお客さんみんながキャーッて言って踊っていたのを思い出します」(56歳・パート・アルバイト)、「女子大時代、女子だけのスキー部に入っていました。当時スキー場で流れていた曲はどれも思い出深いですが、とくにT-BOLANの『離したくはない』という曲が特別です。お嬢様育ちの先輩が歌詞の〝離したくはない〟を〝話したくはない〟と勘違いしていて、「ひどい人ね、話したくないだなんて。男の人は気まぐれだから気をつけてね」とリフトに乗っているとき真顔で言っていた。当時は私も〝話したくはない〟だと解釈していました。後年、歌詞は〝離したくはない〟だと知りましたが、この曲を聴くと女子だけで頑張っていた、無邪気で楽しい日々を懐かしく思い出します」(48歳・専業主婦)、「ベイ・シティ・ローラーズの『ロックン・ロール・ラヴ・レター』です。体力もあり、頭の働きも絶頂期で、恋はまだ知らなかったけどなんの悩みもなく、友達とバカみたいに毎日はしゃいでいた頃に流行っていた曲。あの頃のノー天気で、一点の曇りもなく暮らしていた自分を思い出し懐かしいです」(58歳・その他)

 

3位「学校生活、学生時代の思い出にまつわる曲」

81票

「修学旅行のとき、バスガイドさんが歌ってくれた『なごり雪』。感動して涙がとまらず、今だに思い出します」(52歳・会社員)、「中島みゆきさんの『ファイト!』。受験生だったときよく聴きました」(45歳・会社員)、「KISSの『デトロイト・ロック・シティ』。高校生のときバンドを組み、初めて演奏した曲です」(58歳・その他)、「ラッツ&スターの『め組のひと』。体育祭で流れた、まさに青春時代の思い出の曲です」(54歳・パート・アルバイト)、「ZARDの『負けないで』。小学校のお別れ会でクラスみんなで歌った曲です。それ以来、苦しいときの私の応援ソングです」(39歳・その他)、「ザ・ブルーハーツの『TRAIN-TRAIN』。修学旅行のバスの中でみんなで歌った曲。クラス全員が仲がよかった。ふだんは洋楽派の私でもこの曲を聴くとすごくテンションがあがります。歌詞がものすごくいい」(44歳・会社員)、「おニャン子クラブの『セーラー服を脱がさないで』です。中学生のころ、本気でおニャン子のメンバーになりたくて、いつも教室でクラスメイトと休み時間に振り付けと歌を完全コピーし、披露していました。歌詞や振り付けを覚えるのも、みんなに見てもらうのもすごく楽しかったです」(50歳・パート・アルバイト)、「ホイットニー・ヒューストンの『グレイテスト・ラヴ・オブ・オール』。ティーンエージャーのころ、英語の世界にあこがれていたところ、我が家で交換留学生を受け入れることに。カタカナを振りながら覚えた曲で、30年以上経った今でも、歌詞を覚えていて青春の一曲」(53歳・パート・アルバイト)

1~3位までご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

 

ほかにも「宇多田ヒカルの『Automatic』です。青春時代というには遅い年齢のときでしたが、転職するために学校へ通いはじめ、若い子たちと机を並べ勉強しました。その当時にヒットしていた曲です。楽しいこともあったけど、慣れないこともありました。あの曲の少し悲しい感じのメロディーと人生って厳しいなって思った当時の気持ちとが重なります」(58歳・その他)、「結婚式をとりやめたことがあります。理由はまだ遊びたいと思ったから。そのときにヒットしていたのが安全地帯の『悲しみにさよなら』です。この曲を聴くとあのときのことを思い出します」(57歳・パート・アルバイト)、「TRFの『BOY MEETS GIRL』。就職のため上京し、東京で一人暮らしをはじめた1994年の夏に聴いていた曲です。地元にいたときから付き合っていたカレも先に上京していたので、ふたりで東京の生活を楽しんでいたあの頃。その後そのカレとはお別れしてしまいましたが、あの頃が人生の中でも毎日がキラキラしていてまぶしかった青春時代だったと思います。もう30年近く前のことになりますが、この曲を聴くと暑かった夏の渋谷と香水の匂いが鮮明に思い出され、今でもせつなくなります」(不明)といった、就職や結婚など人生の転機にかかわるエピソードもありました。

 

 

ところでこの記事を読んでくださったあなたの「青春の曲」は何でしょうか?

「そういえば、最近聴いてないかも」という方は、この機会に久しぶりに聞いてみるのもいいかもしれません。

 

 

夏はこれから本番、暑い日が続きます。

水分をしっかりとって元気にお過ごしくださいね。

 

それでは次回の「隣の50歳」も、どうぞよろしくお願いいたします!

 

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