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私のお気に入り! フィンランドの情報発信基地のようなカフェ

新谷麻佐子

新谷麻佐子

あらたに・あさこ●イラストレーター&編集者。2014年にムーミンの作者トーベ・ヤンソンが暮らした島「クルーヴハル」に、友人でライターの内山さつきと1週間滞在したのをきっかけに、kukkameri(クッカメリ=フィンランド語で「花の海」の意) を結成。以後、フィンランドの小さな町や四季、暮らしと文化をテーマに取材を続けている。著書に『とっておきのフィンランド』『フィンランドでかなえる100の夢』(ともにダイヤモンド社)がある。http://kukkameri.com

シナモンロールとフィンランド音楽に癒されて

前回に続き、日本にいながらでもフィンランドを感じられるスポットです。

今回紹介するのは、東京・荻窪にあるフィンランドカフェ「kielotie(キエロティエ)」です。

 

普段はカフェとして、食事やお茶のできるお店なのですが、緊急事態宣言中はテイクアウトのみ。テイクアウトメニューとして、お手製シナモンロールが販売されていたので、もちろん買って帰りました。シナモンがしっかりと入っていて、パン生地はふわふわでおいしかった!

写真の左奥に写っているCDも、キエロティエで買ったもの。フィンランドのバンド「JUUNI & OLKIMAA(ユーニ&オルキマー)」のアルバム「SUURESSA KAUPUGISSA(大きな街で、というような意味)」です。

 

彼らは来日してライブをしたことがあるそうで、お店にはご自慢のサイン入りCDが飾られていました! 海外旅行がしばらくの間できなくなって、フィンランド語が恋しくなってくるので(たとえ理解できなかったとしても!)、自然とこのCDを手に取っていました。透明感のある女性ボーカルが心地よく、フォーク&ポップの心温まるサウンドが落ち着きます。

 

ちなみに、カフェ営業中は、好きなマグを選んで、コーヒーをいれてもらえます。アラビアマグがずらり。きのこ好きとしては、左に写っている「きのこ柄のティータオル」も気になります。

マグはこれだけではなくって、他にもまだまだありますよ! 圧巻のマグコレクション。

このキエロティエは、フィンランド語教室や弦楽器のカンテレ教室、フィンランド関連のワークショップなどを開催しています。さらにお店のオーナー、新川さんご夫婦のお人柄もあって、フィンランドが好きな人たちが集う文化発信基地のようになっているんです。

こちらがフィンランドの弦楽器、カンテレです。「新谷さんもどうですか?」と勧められましたが、私は音楽のセンスがないもので、断念しました(笑)。

奥に写っている、フィンランドのブランド「アルテック」の生地で作られた、ハンドメイドのカンテレケースに目を奪われました。かっこいい!

 

素敵なアイテムもいろいろそろっています。近々、ヴィンテージアイテムも取り扱う予定だとか。なかでも新川さんのイチオシはこちらの陶器。ラップランドのクーサモにある工房「Bjarmia(ヴャルミア)」のもの。

実は、私もヴャルミアに行ったことがあります! 確かに現地で見たときもとても素敵だなあと思いました。新川さんは白樺の形をしたフラワーベース(写真右奥)に惚れ込んで仕入れたそう。家の中に、白樺モチーフのアイテムがあるだけで、フィンランドにトリップした気分になれるんですよね。皆さんのおうちにもいかがでしょう?

 

新川さんご夫婦は、お話&おもてなし上手なので、大好きなフィンランドについて話していると、いろいろお宝を見せてくれます。先日はこんなものも見せてくれました。なんだと思います?

私も使ったことがあるのですが、ブルーベリー摘みで使う道具です。これをガサッと枝のところに突っ込むと、一気に収穫できるのです。ひと夏で1年分のベリーを収穫するというフィンランドの人たち。1粒1粒、摘んでいたのでは大変ですからね。でもこれを買って、日本に持って帰ってくるとは。新川さん、さすがです。

キエロティエは、秋にガラッと店内の模様替えをするそう。楽しみです! 緊急事態宣言があけたら、私もまたゆっくりお店におじゃましたいなあと思っています。それまでは、フィンランドのチーズ「レイパユースト 」を食べて、フィンランド音楽のCDを聞いて、過ごすことにします。

 

kielotie(キエロティエ)

 

 

 

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