ブラボー!
サッカー日本代表の快進撃、楽しかったですね~。長く余韻を楽しめそうです。
過去2回の「定年女子カタールW杯に行く」(前編・後編)にも書きましたが、ドイツ戦とコスタリカ戦を現地で応援してきました。
ドイツ戦とスペイン戦の会場になった縁起のいいハリファ国際スタジアム。
実は私はどちらかというと、というか、かなりの地味目ファンです。おもしろい手作りのかぶり物などで目立っている方達の写真を撮らせていただくことはありますが、自分自身は、(気持ちは熱くても)見た目はあくまで控えめ。
それでもW杯ともなるとサムライブルーを応援する気持ちを、何か自分なりに表現したくなってきます。今回は、個人的でささやかなサッカー・リメイクのことを書かせていただこうと思います。
ドイツ戦にかぶって行ったこの帽子。リメイクしました。
ザ・ノースフェイスのハイクハットが大活躍
アウトドアブランドのTHE NORTH FACEのHIKE HATをご存じですか?
数年前からアウトドアショップやおしゃれセレクトショップなどでも扱われている定番的存在の帽子です。
パッケージもスタイリッシュ。帽子はポリエステル製で丈夫で洗えます。右のハットは多分5年目で、焼けて少し色が濃くなってきました。
ハイクシリーズは型や色も複数出ているので、私は毎年買い足してかなり愛用しています。6000円台と買いやすいのも魅力です。ハイクハットは普段使いや旅行に。ハイクキャップと左上のハイクキャスケットは夏のジョギングでかぶっています。
4年前のロシアW杯にハイクハットを持っていったところ、折りたためるし軽いし涼しいし、ストラップ付きなので風の強い時も安心、と大活躍。
ただ、縁取りもリボンもストラップも黒なので、日本代表の応援感はないよな、と気になっておりました。サムライブルーの応援はやはりブルーでないとね。
それから4年たち、今年の春、カタールW杯公式の観戦チケット購入抽選に当たり、よし11月にコロナの状況が許せばカタールに行こう、と決心。
さっそく帽子のリメイクに取り掛かりましたよ。
ハイクハットをリメイクするために用意したもの
<左から>縁取り布(幅11ミリ。厚紙に巻かれて売られています)、グログランリボン(幅25ミリ)は手芸店で購入。グログランリボンは多色展開なのですが、ほどよいブルーが見つからなかったため明るめのネイビーを選びました。また手軽に洗えるよう、シルクではなく化繊素材のものにしました。
ストラップはアウトドアブランドのモンベルでブルーを見つけました。
元の黒い縁取りをはさんでミシンで縫い付けます。曲線なので技術のない私にはきれいに縫うのが難しい。それでも奇跡的にズレは2ミリ程度で収まり、1周縫いました。私にしては上出来です。
次はグログランリボンです。
グログランリボンを、元の黒いリボンに重ねて下端を一周縫います。右写真で下に黒いリボンが見えるのがわかるでしょうか。上側はそのまま。帽子のクラウンは上に行くほど小さくなるので、上端を縫おうとすると、リボンに余りが出て見栄えが悪くなりそうなので放っておくことに。でもこれで収まりもよく、まったく問題ありませんでした。
左が元のハイクハット。右がリメイクしたもの。縁取りもグログランも今までより幅広で青くなって…う~ん、わかりにくい? よ~く見れば青っぽいでしょう。あれ?自己満足…?
まあ、これでよし、とそのままたたんで数か月保存し、今回の旅の荷物に入れましたよ。
ところがカタールに向かう朝、ふと「そうだ!昔、日本代表ミサンガを編集部の先輩にもらったよね」と思い出し、あわてて探し出します。よく見ると2009年のJFAのオフィシャルグッズでした。
もう縫い付ける余裕もないので、安全ピンで帽子のリボンに取り付けてみました。
おお、よりサムライブルーを応援している感じが出ましたよ。
ジャーン
W杯の行われている街では、各国のサポーターが集結し、ユニフォームや国旗で自身の国をうれしそうに誇示しあいます。地味目ファンとしては、あまり派手なのも気恥ずかしいのですが、私もアジアのどこの国の人間かわかりにくくて、よく尋ねられることですし…。だったらこのぐらいの、よく見れば日本サポーターなのね、とわかる感じはほどよくてよかったかな~、と思いましたよ。
では、今回の「定年女子あるある(かもしれない)川柳」は
奇跡的! 三笘の1ミリ ミシンの2ミリ
海に面して建つ「ミュージアム オブ イスラミック アート」に向かう途中で、慣れない自撮り(?)をしてみました。
◆【サッカーW杯観戦】カタールの5つのスタジアムで「一喜一憂」しまくったこと/定年女子W杯に行く(前編)