「今日は何が採れるかな? いや、そろそろ種まきかな?」
そんなことを考えながら、家から車で一時間ほど走ると、畑のある国分寺に到着します。
バタンと車から降り、割烹着に着替え、帽子を被って長靴をはいたらスタンバイ完了。
野菜が待つ畑へ、カゴとハサミを持って向かいます。
こんにちは、加藤紀子です。
突然なぜに畑の話? と、驚かれた方も多いかと思います。
野菜はスーパーか八百屋さんで買うもんだと信じて疑わなかった私が畑を? 野菜作りを?
そんな日が来るなんて1ミリも考えたことがなかった私の人生。
一つのきっかけで、うっかりすっかりハマってしまうとは!
失敗と喜びを繰り返し、気がつけば5年目に突入しているとは!
虫が怖いと思わなくなるなんて!!
畑でのことや、採れたてのお野菜をどんなふうに育て、どのように調理してテーブルに並べようか、季節ごとに彩りを放つお野菜のように、今回からここでいろいろ綴っていけたらなぁと思います。
OurAge読者の皆様、よろしくお願いします!!
野菜が目に見えてぐんぐん育つといえばやはり夏。
今年も3月の終わりに種や苗を仕込んだ野菜たちは5月頃から順番に花や実を付け始め、それぞれもっと育ちやすいように、タイミングを見て支柱を挿したり誘引したりフォローします。すると数日後、そのお野菜からのお礼のように一気に夏野菜収穫パーティーのスタートです!
お借りしている70平米ほどのスペースの中で、キュウリ、トマト、ナス、トウモロコシ、枝豆、キャベツ、ビーツ、フェンネル、大根、万願寺とうがらし、青唐辛子、ハラペーニョ、空芯菜、人参、玉ねぎやニンニク、ジャガイモなどがモリモリ元気に!
「家に帰ったら枝豆茹でてビールかな? 明日のお昼はカレーだな」
100%食いしん坊のエネルギーが、私を動かす原動力。
6月のとある日、名古屋の生放送終わりから畑へ。
収録と収穫、どっちも大切な時間です。
うれしい悲鳴を上げる時もあれば、
トウモロコシが
カラス? タヌキ? ハクビシン? に先取りされる悲しさを味わったりするのも全て経験。(絶対来年は盗られないように作戦を立てるぞ! と誓うことは忘れずに)
毎回汗でドロドロになりながら、爪の中に土が入りながらも、とっても楽しい畑作業、野菜作り。次回は、どんなきっかけでハマっていったかなども、お話しさせていただけたら! と思います。
こんな私の畑ブログ、朗らかに健やかに実っていくよう、どうぞ楽しんで見守って下さい。 加藤紀子
公式ブログ 「加藤によだれ」 https://ameblo.jp/katonoriko/
Web連載 「加藤紀子@山形」 http://www.okaze-gatta.jp/essay
「加藤紀子のエスプリ カフェ プラス」 http://www.ellebeau.com/electore-journal/n_kato/
フリーペーパー 「月刊てりとりぃ」 でも連載中