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宇治でダントツ人気のお茶屋さんで挽き茶体験

紫乃(OG)

紫乃(OG)

京都在住。食べる事が好き、特にパンやスイーツが大好きで、旅行へ行ってもメインは美味しいモノ巡りです。この春から下の子が大学生になり子育てもほぼ終了、セーブしていたおでかけを再開します! 住んでいる京都を中心に、関西の美味しいモノや楽しい事巡りをお届けします。

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前回前々回と続けてお茶にまつわるおでかけをし、ちょっとした日本茶熱が。

 

そういや息子の同級生はお茶農家さんだったなぁとか、普段気にもとめてなかったお茶の事が気になるようになり、それでは!と、婦人茶会のよーこ先生を誘ってお茶の本場、宇治での挽き茶体験に行ってきました。

 

JR宇治駅を南口へ降りると、ちょうど向こうに見えるのが中村藤吉本店。
数あるお茶屋さんの中でもダントツの人気店です。
この時期ならではの「新茶」の文字が目を引きます。

5年ほど前まではまだ、ふらっと立ち寄っても少し待てばカフェにも入れたのですが、観光客の増加に伴い今はそんな簡単には入れません。
そんな中見つけたのが「挽き茶とお茶席体験」。

 

石臼で碾茶を挽き、それでお薄を点てていただきます。
お茶室でお茶をいただいた事はありましたが、挽き茶体験は初めて。
どんなんだろうと心躍ります!

 

売り場でお金を払うとチケットが渡されます。
可愛い鳥獣戯画が。
期待度高まってきました。


いつもは仕切りがあって入れないお部屋へ案内されます。

 

茶壺の並ぶ続きの間を奥へ進むと、中村家のお仏壇が。
手を合わせてご挨拶をし、待合のお部屋へ。
途中紹介してくださったのがなんと! 勝海舟の書。
「茶煙永日香」の文字が。

 

こちらは撮影できませんが、勝海舟の男らしいイメージとは違い柔らかな優しい文字でした。


待合でお白湯をいただきます。
この汲み出しでお茶を点てます、との意味もあるそう。
その後隣のお部屋へ移動し、挽き茶体験です。

抹茶とは、碾茶(てんちゃ)を挽いて細かくしたもの。
茶葉も煎茶や玉露と違い、収穫後に揉んだりはしません。
この時期になると近所の茶畑に黒い覆いがかかるなぁと思ってましたが、碾茶の畑は1ヶ月ほど覆いをかぶせて日光を遮ります。
カテキンを減らして旨味を増やす為だそう。
その時に伸びた新芽を摘んだものが碾茶になるそうです。
他にも色んなお茶のお話があり、前回の「茶の菓」のお披露目会で聞いた用語も出て来て、お茶の知識が増えたようで感激しました。

 

石臼の回し方の説明を。
膝を石臼の土台につけ、左手で土台を支え、右手でハンドルを時計と反対方向に。イチ、ニ、イチ、ニ、と1周1秒のリズムで回すといいそうです。早いと熱を持ってしまい、遅いとちゃんと挽けないとか。
なるほどーと、早速実践です!

が!
これが結構な重さ。
今回の参加はよーこ先生と2人だけだったので、何度も交代して回しました。

 

薄茶の2gを2人分、頑張って挽いていきます。

それを鳥の羽根で集め、棗(なつめ)に入れます。
これで準備完了!


部屋を出て、外にあるつくばいで手と口を清め、いよいよ元禄時代のお茶室「瑞松庵」へ。


お茶室といえば、にじり口から入るのですが、こちらの瑞松庵はにじり口がありません。貴人口のみです。

 

貴人口とは、身分の高い人が屈まなくていいように作られた入り口だそうで、瑞松庵には私達でも身分の高い方と同じように入る事ができるのです。こちらも残念ながら、室内の撮影は禁止だったので外からの写真だけになります。

季節のお菓子、菖蒲の練り切りを。
お見せできないのが残念ですが、上品な色と味。
とても美味しかったです。

 

そして裏千家の流れるような作法を拝見しながら、お濃茶(こいちゃ)を。
実はお濃茶って苦手だったのですが、ものすごく美味しい!
「宇治の昔」というお茶でした。
その後、うさぎをかたどった干菓子をいただき、先程挽いた抹茶でお薄を。挽きたてなので香りが素晴らしい。

 

自分で挽いたお茶でお抹茶をいただくなんて事はなかなかできないので、しっかり味わいました。

 

 

格式高いお茶室で粗相したらどうしようかと心配していたのですが、お点前も初心者にわかりやすく教えていただき(外国人の方も多いそう)、季節ごとのしつらいの説明もあったりして、リラックスして楽しめました。

 

 

せっかくなので、挽き茶体験の後は世界遺産である「宇治上神社」へ。


元々は二社一体だった宇治神社にお参りしてから行ったのですが、宇治神社の手水舎はうさぎなんです。

宇治は昔、菟道(うさぎのみち)と書いていたそうで、宇治上神社の御祭神の一柱である菟道稚郎子も「うじのわきいらつこ」と読みます。
菟道稚郎子が宇治に来た際、道に迷われていたのでうさぎが振り返りながら案内したという逸話も残っています。

宇治はうさぎと縁があり、それで先程の干菓子もうさぎの形をしていたようですよ。

宇治上神社のおみくじも可愛いうさぎの形をしていました。

 

宇治には他にもお茶の体験が出来るお店がありますが、宇治市営の茶室「対鳳庵」というのもあり、一席500円から体験する事ができます。
予約もいらないので気軽にお邪魔できますね。

 

美味しいお茶はもちろんの事、平等院をはじめ世界遺産や歴史の息づく町、宇治。京都に来られた際はぜひ、少し足を延ばしてみてください。

 

中村藤吉本店
http://www.tokichi.jp/

宇治上神社(京都府ホームページ)
http://www.pref.kyoto.jp/isan/ujigami.html

対鳳庵
http://www.city.uji.kyoto.jp/0000003943.html

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